「赤ちゃんに使うシャンプーってどうやって選んだら良いかわからない…!」
大人用のシャンプーはなんとなくどうやって選んだら良いかわかりますが、赤ちゃん用はどうやって選んだら良いかわからない人も多いと思います。
世の中に溢れる口コミやレビュー記事を読んでも表面上の情報だけが書かれているだけで、結局イマイチわからない…なんてことはないですか?
そんな方のためにシャンプーオタクの私が実際に8種類のベビーシャンプーの使用感や成分解析をした結果をもとにオススメのベビーシャンプーをご紹介したいと思います!
赤ちゃん用シャンプーを選ぶ基準は全部で6ポイント!
シャンプーの紹介をする前に、赤ちゃん用のシャンプーを選ぶうえでチェックすべきポイントをご紹介していきたいと思います。
チェックポイントは全部で6種類ありますので、今回ご紹介するシャンプー以外のベビーシャンプーを購入する場合は、この基準を確認してから決断しましょう!
- 香りの強さ
- 保湿力の高さ
- 泡切れの良さ
- 成分の満足度
- 大人でも使える度
- コストパフォーマンス度
チェックポイントその1:香りの強さ
ベビーシャンプーには香りのあるものと香りのないものがあります。
一般的にベビーシャンプーは合成香料の含まれない無香料のものが好まれる傾向があります。
ただし香りがあるものが悪いというわけではなく、香りがあることで頭皮の嫌な匂いをマスキングできる効果も期待できるので、香りの有無は好みの問題です。
もし香りがあるものがいいのであればどんな香りなのか、そしてその香りがどれくらいの強さなのかを確認しましょう!
チェックポイントその2:保湿力の高さ
ベビーシャンプーにとって保湿力の有無は重要なポイントになります。
赤ちゃんは乾燥肌の子も多く、保湿成分が含まれていないと頭皮が乾燥してしまい、カサカサになってしまったり肌荒れの原因になることもあります。
スクワランやヒアルロン酸など、頭皮をしっかり保湿してくれる成分が含まれているかどうかを確認しましょう!
チェックポイントその3:泡切れの良さ
泡切れの良さとは、赤ちゃんにシャンプーをしたときの泡の残りにくさのことを言います。
泡切れが悪いと洗い流す時間が長くなってしまい、赤ちゃんを支えながら洗っているお父さんお母さんも大変ですし、赤ちゃんもじっとしてくれているとは限りません。
赤ちゃんの髪を洗うときにどれだけ時短で洗えるかは結構重要なポイントになりますので、ここも確認をしていきたいと思います!
チェックポイントその4:成分の満足度
シャンプーオタクとしては最も重要視してみていきたいところ。
先ほどお伝えをした保湿成分も含め総合的に確認をしていきますが、特に見るべきポイントは使っている洗浄成分です。
洗浄力が強い洗浄成分が使われてしまっていると、頭皮の乾燥や肌荒れの原因になってしまうこともありますので、アミノ酸系やベタイン系など頭皮に優しく強すぎない洗浄成分が使われているかどうかをチェックしましょう。
チェックポイントその5:大人でも使える度
正直これはあまり重要なポイントではないのですが、中には赤ちゃんと同じシャンプーを使いたいという方もいますので、一応チェックポイントに入れました。
確かに赤ちゃんと同じシャンプーが使えれば、わざわざ2種類シャンプーを買わなくてもいいですし、赤ちゃんを洗うついでに自分の髪も洗えたりしますからなんだかんだ楽なんですよね。
チェックポイントその6:コストパフォーマンス度
価格や使用感、配合成分の満足度などを総合的に評価をして、コスパがいいかどうかを判断したいと思います。
いくら成分がよくても高かったらリピートしづらいですし、逆のパターンも当然あり得ます。
価格や容量に対してどれだけ満足な結果を得られるかをコストパフォーマンス度として評価をしたいと思います!
実際に使って評価した8種類のシャンプーをご紹介!
お待たせしました。ここからは実際に私が使って評価した8種類のベビーシャンプーを紹介していきたいと思います。
あくまでも私が使った所感にはなるので万人に受け入れてもらえるとは思えませんが、購入の際に少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです!
ミヨシ 無添加ベビーせっけん
価格 | 405円 |
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容量 | 250mL |
香りの強さ | |
保湿力の高さ | |
泡切れの良さ | |
成分の満足度 | |
大人でも使える度 | |
コストパフォーマンス度 |
ミヨシのベビーせっけんは配合成分がとてもシンプルで、せっけん成分のみを使用したシャンプーに仕上がっています。
香料も含まれていないので香りはなく、せっけん成分のみなので泡切れも非常にいいのが特徴。
ただせっけん成分だけを使っているのでアレルギーを起こしにくいメリットはありながらも、洗浄力が強く保湿成分もないので、乾燥肌や敏感肌の人が使ってしまうと肌荒れや乾燥につながってしまう可能性があります。
髪の少ない赤ちゃんに使うのであればまだ大丈夫ですが、大人が使うとかなりギシギシになってしまうので一緒に使うのは難しいと思います。
シンプルな配合成分が好きな方やせっけん成分で髪を洗いたいという方にとっては、価格も安いので購入しやすいのではないでしょうか。
ママベビー DOCCIAシャンプー
価格 | 1,650円 |
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容量 | 500mL |
香りの強さ | |
保湿力の高さ | |
泡切れの良さ | |
成分の満足度 | |
大人でも使える度 | |
コストパフォーマンス度 |
イタリアの老舗製薬会社が製作したベビーシャンプーです。
スーパーグリーンという新しいオーガニックトレンドのシャンプーで、良質な製品を購入しやすい価格で提供してくれています。
保湿力や泡切れは満足できる仕上がりで、香りは好みが分かれますがベビーパウダーのような甘い香りが好きな方にはハマる香りだと思います。
さらに大人でも使うことができるレベルのサラサラ感を実現してくれるため、赤ちゃんと一緒のシャンプーを使いたい方にもオススメできる仕上がりです。
ただし唯一残念なのが配合成分。洗浄力の強いココアルキル硫酸Naを使用しているので、乾燥肌や敏感肌の方にはオススメできません。
容量や価格も悪くなかったのですが、配合成分によりコスパに関しては「あと一歩…!」といったシャンプーです。
オルナオーガニック ベビーシャンプー
価格 | 1,507円 |
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容量 | 300mL |
香りの強さ | |
保湿力の高さ | |
泡切れの良さ | |
成分の満足度 | |
大人でも使える度 | |
コストパフォーマンス度 |
オルナシリーズとして大人用シャンプーも販売される人気シャンプーブランドから展開されるベビーシャンプーです。
香りは大人用シャンプーと同じで自然系アロマのウッディな香りに仕上がっており、個人的にはとても大好きな香りです。ただし赤ちゃんに使うシャンプーとしては評価が分かれているようなので無香料が好きな方には微妙かもしれません。
保湿成分も含まれているので保湿力には期待ができますし、泡切れもいい感じです。
そしてロングヘアの妻が使っても仕上がりはサラサラになるので、赤ちゃんと同じシャンプーを使いたい方にはオススメできる製品です。
ただし配合成分が微妙…。洗浄成分に使われているオレフィンは洗浄力が強いので、乾燥肌や敏感肌の方は避けたほうがいい成分なんです。これさえなければ評価は高かったのに残念。
価格に対して容量は多いとは言えませんが、仕上がりは悪くないのでコスパは良くもないですが悪くもないといった感じですかね。
ピジョン ベビー泡シャンプー
価格 | 509〜712円 |
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容量 | 350mL |
香りの強さ | |
保湿力の高さ | |
泡切れの良さ | |
成分の満足度 | |
大人でも使える度 | |
コストパフォーマンス度 |
赤ちゃんシャンプーの好みは大人シャンプー同様に人によってバラバラですが、種類が多く選びやすくなっているのがピジョンのベビーシャンプーです。
赤ちゃんの年齢や頭皮の状態によって使い分けられるために全身用と髪用があったり、香りに関しても石鹸の香りのものや無香料のものが用意されていたりとベビー用品メーカーならではのこだわりが見えます。
保湿力は結構強めなので乾燥予防ができることに加えて、泡切れもいい感じなので使っていてストレスはないと思います。
配合成分に関しては突出して懸念に思うところはありませんでしたが、こだわりが見える!というわけでもない普通な感じです。
残念ながら大人が使うと若干キシむので、一緒に使えなくもないですが髪が長い方にはあまり向かないかもしれません。
パフォーマンスに関して飛び抜けた感じではないですが、価格に対して容量はいい感じなのでコスパは悪くないと思います!
ミルふわ ベビーシャンプー
価格 | 697円 |
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容量 | 450mL |
香りの強さ | |
保湿力の高さ | |
泡切れの良さ | |
成分の満足度 | |
大人でも使える度 | |
コストパフォーマンス度 |
昔懐かしいパッケージデザインのミルふわのベビーシャンプーです。
配合成分はこだわりも感じられる内容で満足度も高く、価格に対しての容量もいい感じなのでコストパフォーマンスの良いベビーシャンプーだと思います。
赤ちゃんに配慮した保湿成分も豊富に配合されているので保湿力にも期待でき、泡切れも良い感じなので使用感も悪くないように思います。
保湿成分は配合されているものの、大人が使うと若干キシみが気になるので、もし一緒に使うのであればコンディショナーは別で用意したほうがいいと思います。
香りは無香料なので匂いはせず、シンプルながらも満足度の高いベビーシャンプーだと個人的には感じます。
キューピー ベビーシャンプー
価格 | 555円 |
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容量 | 350mL |
香りの強さ | |
保湿力の高さ | |
泡切れの良さ | |
成分の満足度 | |
大人でも使える度 | |
コストパフォーマンス度 |
赤いパッケージの牛乳石鹸で有名なメーカーから販売されるキューピーのベビーシャンプーです。
髪用と全身用、香りの違いで複数種類が販売されているので、好みによってシャンプーを選ぶことができるのがとてもありがたいですね。
配合成分の数自体は少ないですが、使っている洗浄成分は悪くないですし、スクワランなどの保湿成分も含まれているので、個人的には配合成分の満足度は高いです。
ちなみにベビーシャンプーにおいて配合成分が少ないことは悪いことではなく、成分が少ないぶんアレルギー症状を起こしにくいというメリットがあります。これも好みの問題ですけどね。
ただし残念ながら大人の人が使うにはキシみが気になってしまうので、一緒に使うのは髪の長さに関係なく厳しいかもしれないです…。使うのであればコンディショナー必須です。
価格、容量、配合成分、使用感などを総合的に判断すると、コスパはとても良いシャンプーだと思います!
ミノン ベビー全身シャンプー
価格 | 900円 |
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容量 | 350mL |
香りの強さ | |
保湿力の高さ | |
泡切れの良さ | |
成分の満足度 | |
大人でも使える度 | |
コストパフォーマンス度 |
「3つのNon(ノン)」が由来のミノンのベビーシャンプー。名前の由来もボトルデザインも可愛らしいですね。
配合成分は少ないタイプのベビーシャンプーですが、使っている洗浄成分はアミノ酸系の洗浄成分で素晴らしい!
一方、保湿成分が少なく一番気になるのはパラベンの配合…。
パラベンは防腐剤の一種で配合量が多くなければ悪影響はないと言われていますが、敏感肌の赤ちゃんの頭皮にはあまり使われていて欲しくない成分。配合成分の満足度としては微妙です。
泡切れはよく無香料なので使い心地はいい感じですが、保湿力が低いこともあり大人が使うとギシギシになってしまうので一緒に使うのは難しいと思います。
ママ&キッズ ベビーシャンプー
価格 | 1,485円 |
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容量 | 370mL |
香りの強さ | |
保湿力の高さ | |
泡切れの良さ | |
成分の満足度 | |
大人でも使える度 | |
コストパフォーマンス度 |
数々のベビーケア用品を展開するママ&キッズブランドのベビーシャンプーです。
先に結論からお伝えをしてしまうのですが、全体的にバランスの良い優秀なベビーシャンプーだと思います。
使われている洗浄成分もアミノ酸系やベタイン系など優しい洗浄力のもので、保湿成分も一般的な保湿成分に加えて羊水にも含まれるアミノ酸も含まれているので、しっかり保湿してくれます。
泡切れもよく使い心地は悪くないですし、香りは無香料なので香りの好みで使いづらいということも起きにくいと思います。
そして大人が使えるのも魅力的。髪が長いとほんの少しきしみますが、ショートヘアの人であれば違和感なく使えると思います。
正直価格は安いとは言えないですが配合成分や使い心地を考えると、コスパは十分なのではないでしょうか。
まとめ
さて今回は私が実際に使ってみたベビーシャンプーの使い心地や配合成分をもとに8種類ご紹介してきました!
ベビーシャンプーは大人シャンプーと同じように、好みや赤ちゃんの頭皮の状態によって使いたいシャンプーは変わってきます。
保湿重視の人、配合成分重視の人、サラサラ感重視の人。
今回の記事をもとに赤ちゃんにマッチしそうなベビーシャンプーを見つけてもらえると嬉しいです!