私は夏場にはよくオルナのオーガニックシャンプーを使っているのですが、オルナシリーズからは赤ちゃん用のシャンプーも展開されているんです。
ボトルがオシャレと評価の高いシャンプーですが、さてさて中身と使い心地はどうなんでしょうか。赤ちゃんに使うシャンプーなのでデザインよりも中身が重要です。
今回はオルナオーガニックのベビーシャンプーの成分解析と使い心地について正直にレビューしていきます!
オルナオーガニックのベビーヘアシャンプーってどんなもの?
価格 | 1,507円 |
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容量 | 300mL |
成分 | 不明 |
こだわり | 合成香料不使用、合成着色料不使用、鉱物油不使用、ノンパラペン、紫外線吸収剤不使用、ノンアルコール、ノンサルフェート |
タイプ | 髪タイプ/全身タイプ |
オルナシリーズから展開される赤ちゃん用のシャンプーです。
髪タイプと全身タイプが販売されていますが、公式としてはどちらもシャンプーとして使ってもらえるとのこと。配合成分はメインの洗浄成分が違うのですが、どちらも洗浄力は強めなので赤ちゃんが使うには正直微妙…。
合成香料・着色料不使用やノンアルコール、ノンパラベンなどこだわりは見える一方、パラベンと同じ防腐剤に分類されるフェノキシエタノールが含まれるのが残念。
香りの有無に関してはこだわりが分かれますが、個人的にはオルナシリーズの香りが好きで私は使い続けていたりするのでハマる人にはハマります。
配合成分は保湿成分が多めなので仕上がりには満足できると思いますが、価格はベビーシャンプーにしては若干高め。コスパとしては悪くはないですが良くもないですね。
メインの洗浄成分がアミノ酸系であればいうことナシだったんですが、オレフィンなのがとにかく残念すぎる…。
オルナオーガニックのベビーシャンプーの成分を評価
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ペンチレングリコール、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、サクシノイルアテロコラーゲン、セラミドNP、シア脂、ラベンダー油、オレンジ油、ユズ果実エキス、ローマカミツレ花油、ティーツリー葉油、ツボクサエキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、カミツレ花エキス、ユキノシタエキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、トウキンセンカ花エキス、ソメイヨシノ葉エキス、ノイバラ果実エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、アルテア根エキス、イザヨイバラエキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、ヒメフウロエキス、ラベンダー花エキス、ボタンエキス、ローズマリー葉エキス、キュウリ果実エキス、オリーブ果実油、リン酸アスコルビルMg、グリチルリチン酸2K、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、アルガニアスピノサ核油、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、アスコルビルグルコシド、コカミドDEA、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、グリセリン、クエン酸、クエン酸Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ポリクオタニウム-10、エチドロン酸、BG、フェノキシエタノール
引用
さてここではオルナオーガニックのベビーシャンプーの配合成分を評価していきたいと思います。
ベビーシャンプーにはアレルギー反応を起こさないように極力配合成分を少なくしているタイプと保湿性分などを盛り沢山で配合しているタイプの2種類がありますが、このシャンプーは明らかに後者ですね。
まずシャンプーにとって一番重要な頭皮の汚れを落とす洗浄成分ですが、使っているのはオルナシリーズが大好きなオレフィン。オレフィンかぁー…。
オレフィンは刺激性は少ないものの洗浄力が強いので、乾燥肌や敏感肌の人が使うには正直オススメできないんですよね。特に赤ちゃんに使うのは避けたい成分です。
私は脂性肌なので夏場などオレフィンくらいの洗浄力が欲しい時はあるのですが、赤ちゃんに使うときは慎重に選ぶべきだと思います。もしアミノ酸系のベビーシャンプーを使っていて匂いが気になる、とかであれば試してみる価値はあると思いますが。
保湿成分の配合はバッチリです。ヒアルロン酸、コラーゲンなど保湿力の強い成分が含まれているほかアルガニアスピノサ核油などモロッカンオイルで有名な保湿に優れるオイル系も含まれているので、大人の人が使っても保湿力に関しては満足してもらえる気がします。
頭皮の環境を整えてくれるグリチルリチン酸2Kなどは汗をかきやすい赤ちゃんにとって嬉しい成分です。
ただ気になったのは、これだけ色んな成分を配合していてアレルギー系は大丈夫なのだろうか?という点。
赤ちゃんの頃はアレルギー反応を起こしがちなので、成分が多いことは必ずしも良いとは言えないんですよね。もちろん様々テストはしていると思うので問題ないとは思いますが。
まあそれは置いておくとして、個人的な成分の満足度としてはオレフィンによって下げざるを得ないですね。
オルナオーガニックのベビーシャンプーの使用感についてレビューしていきます
さてここからはオルナオーガニックのベビーシャンプーの使用感について確認をしていきたいと思います。
個人的にベビーシャンプーで確認したいことは以下の3ヶ所なので、一緒に確認をしていきましょう!
- シャンプーの香り
- 保湿力&泡切れの良さ
- 大人が使っても大丈夫?
シャンプーの香り:自然系のアロマの香り
オルナオーガニックのベビーシャンプーは大人用のシャンプーと同じアロマ系の香りがします。
個人的には本当にこの香りが大好きなんですよね。香りに関してはこの香りにしてくれて本当にありがとうと言いたいくらい。笑
ただし香りには好みがあるので、自然系アロマのウッディな香りが苦手な方にとってはハマらない可能性もあります。
例えばアロマディフューザーでティーツリーとかそこらへんの香りがそこまで好きじゃない方は合わない可能性があるので、参考程度に一度確認してもらうと良いかもしれないです。
香りの強さとしては洗い流すとそこまで残らない程度。香りで頭が痛くなるとかそんなことはないので強すぎる香りが苦手な方でも使えると思います。
保湿力&泡切れの良さ:保湿力は強めで泡切れはいい感じ!
保湿力やコンディショニング力については手を洗ってみると意外とわかったりします。
オルナオーガニックのベビーシャンプーで洗ってみたところ、洗い流した時にそこそこ手にヌルヌル感が残る感覚があったので、保湿力やコンディショニング力は結構強めだと思います。
配合成分からそれとなく保湿力が強いのは想像していたので、大方予想通りですね。仕上がりとしてはしっとりサラサラになる予感がします!
泡ぎれは使っていてストレスになることはなかったので、そこまで悪くはないと思います。ただオレフィンは気泡力が強いので、あまり泡立たせすぎると泡ぎれは悪くなる気がします。
泡切れの良さ(4.0/5.0)
大人が使っても大丈夫?:ロングヘアでも使える仕上がり!
ベビーシャンプーってよく「大人の人も一緒に使えます」とか書いてあっても実際に使ってみるとギシギシで使えたもんじゃないわ…ってことが多いんですが、このオルナオーガニックのベビーシャンプーは普通に大人でも使えます。
ロングヘアの妻が使ったところ洗い上がりにギシギシすることなく指通りもいい感じで、使っていてストレスになることはなかったようです。
ただししっかり洗うために12プッシュほど使ったとのことで大人が使うとコスパが悪くなるのと、乾かした後に髪が広がってしまうのは残念なポイント。
まあベビーシャンプーとして販売されているシャンプーの中では、比較的違和感なく使えるシャンプーだと思います。
オルナオーガニックのベビーヘアシャンプーの良い口コミと悪い口コミをそれぞれ検証してみた
オルナオーガニックのベビーシャンプーと相性がいい人はどんな人?
さてここではオルナオーガニックのベビーシャンプーがオススメな方と逆に相性が悪い方についてお伝えしていきたいと思います。
・サラサラな髪にしたい方
・保湿力の強いシャンプーを使いたい方
・香りのいいシャンプーを使いたい方
・赤ちゃんと一緒のシャンプーを使いたい方
・できるだけ価格を抑えたい方
・洗浄力の強いシャンプーは避けたい方
・無香料のシャンプーが好きな方
オルナオーガニックのベビーシャンプーって大人のシャンプーに近いんですよね。なので香り良さだったり大人の方でも使えたりするのが強みだったりします。
一方洗浄力が強かったり、配合成分的に価格が高くなってしまうのがデメリットだったりするので、まずは上の基準で選んでもらうといいと思います!
まとめ
さて今回はオルナオーガニックのベビーシャンプーのレビューをしてきました!
香りや泡立ち、大人の人でも一緒に使える点については評価ができるものの、成分にこだわる私にとってはやはり洗浄成分がどうしても引っかかります。
あくまでもベビーシャンプーは赤ちゃんに使うためのシャンプーなので、とにかく汗をたくさんかく、頭皮がベタベタする、という傾向があるのであれば使ってもいいように思いますが、乾燥肌の場合などは避けたほうがいいように思いますね。
コストパフォーマンス度 | |
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成分満足度 | |
香りの強さ | |
保湿力の良さ | |
泡切れの良さ | |
大人でも問題なく使える度 |