まだ髪が生え揃っていない赤ちゃんには全身用シャンプーを使うのがとても便利。
しかし世に販売されている全身用シャンプーには「これ本当に赤ちゃんにつかって大丈夫なもの?」と不安になるものがたくさん存在します。
『コスパの良い全身用シャンプーを探しているけど、どれを買ったら良いかわからない!』
そんな方のために手軽に買えるアミノ酸系の優しい洗浄成分でつくられたミノンの全身用ベビーシャンプーをご紹介したいと思います。
今回はミノンの全身用ベビーシャンプーの成分解析と実際の使用感についてご紹介をしていきたいと思います!
ミノンのベビー全身シャンプーってどんなもの?
価格 | 900円 |
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容量 | 350mL |
成分 | 弱酸性 |
こだわり | 無色素、無香料 |
タイプ | 全身タイプのみ |
ミノンの全身用シャンプーは第一三共から販売されているシャンプーですが、その名前の由来は「3つのNon(ノン)」でミノンだそうです!笑
何がノンなのかは以下の通り。
Non allergic:アレルギーの原因物質を極力カット
Non toxic:低毒性
Non alkaline:弱酸性(アルカリ性ではない)
引用
公式曰く、赤ちゃんから大人、お年寄りまでお使いいただける製品であり続けるためにこだわったシャンプーとのこと。
ただし成分を見る限りそのこだわりが見えるのは洗浄成分と香料着色料不使用のみ。と言うか配合成分が少なすぎてこだわる余地がほとんどない…。
アミノ酸系洗浄成分のみを使っているので肌には優しいですが、その分配合成分がシンプルな割に価格は高めになっています。
使い勝手も悪くないですし詰め替え用シャンプーも販売されているのでコスト面は悪くないですが、配合成分が少なくパフォーマンス面では微妙なところもあるのでコストパフォーマンスの面ではまあまあな感じです。
ミノンのベビー全身シャンプーの成分を評価
水、ココイルグルタミン酸K、BG、水酸化K、メチルパラベン、安息香酸Na
引用
少なっっっ!!!
6つです。シャンプーに含まれている全成分が6つ。しかも水と後半3つは洗浄や保湿とは関係ないので実質2つ。久しぶりにこんな配合成分の少ないシャンプーを見ました。
洗浄成分と言われる髪や頭皮を洗う成分はココイルグルタミン酸Kというアミノ酸系洗浄成分のみを使用しています。
この成分は低刺激性かつ洗浄力も程よいので洗浄成分としては優秀ですが、これだけだと脂性肌の赤ちゃんの場合汚れを取り切れない可能性があるのは?と懸念してしまいます…。少なくとも大人の脂性肌の方が使う場合は洗浄力が足りません。
続いてBG。これはいわゆる保湿成分なので頭皮の水分量を確保してくれるような働きがあります。
これだけです。これだけ。
髪の毛が生え揃っていない赤ちゃんに全身用シャンプーとして使うのであればまだ良いのかもしれないですが、今後髪の毛が生え揃ってきて皮脂量が多くなってきたときには厳しい気がします…。少なくとも大人が使うことはできない気がする。
さらにパラベンと安息香酸は防腐剤なので、こだわるシャンプーであればこれらの成分は配合しない、いわば「いらない成分」。
正直、一般的なシャンプーとして総合的に配合成分を判断すると満足度としては低めと言わざるを得ません。
ただし敏感肌の赤ちゃんや大人の方が使うシャンプーとしてはとても優秀で、余計なものを使わない分肌に刺激を与えないため、そういった目的から使う方は非常に多いように思います。
ミノンのベビー全身シャンプーの使用感についてレビューしていきます
さてここからはミノンのベビー全身シャンプーの使用感について確認していきたいと思います。
個人的にベビーシャンプーで確認したいことは以下の3ヶ所なので、一緒に確認をしていきましょう!
- シャンプーの香り
- 保湿力&泡切れの良さ
- 大人が使っても大丈夫?
シャンプーの香り:ほんの微かに石鹸の香りがします
ミノンのベビー全身シャンプーは香料不使用なのでほぼ無臭なシャンプーです。
しかしプッシュした泡に鼻を近づけて嗅いでみると、ほんの少しだけ石鹸のような香りがします。ただし本当にわからない程度なので洗い流した後はほとんどわかりません。
無香料が好きな方には良いシャンプーだと思います。
保湿力&泡切れの良さ:保湿力は弱めでとてもサッパリ
保湿力やコンディショニング力については手を洗ってみると、手に残るヌルヌルの感覚から意外とわかったりします。
ミノンのベビー全身シャンプーで洗ってみたところ、手にヌルヌル感は残らずすぐにキュキュッとした洗い上がりになりました。
配合成分に保湿成分がBGのみということもあり、やはり保湿力にはあまり期待ができません。その反面泡切れは良くサッパリとした仕上がりになるので手間は掛からなそうです。
泡切れの良さ(4.0/5.0)
大人が使っても大丈夫?:大人が使うには無理がある…
結論、大人が一緒になって使うのは正直無理です。
配合成分のところでもお伝えしましたが、洗浄成分が洗浄力の弱めなアミノ酸系成分1種類のみなので、頭皮の汚れを落とし切れない可能性があるのと保湿成分が少なすぎます。
さらに髪の長い妻が使ってみたところ、かなりギシギシな仕上がりになってしまったので、使えてもショートヘアの方だけかなーと思います。
私はショートヘア(薄毛)ではありますが脂性肌なので、汚れを落とし切れている気がしません…。
赤ちゃんでも頭皮がベトベトになりやすい赤ちゃんにはもしかすると合わない可能性があるので注意が必要です。
ミノンのベビー全身シャンプーの良い口コミと悪い口コミをそれぞれ検証してみた
湯上り後にベビークリームを塗ると、すべすべ、もちもち、赤ちゃんらしい清潔感のあるお肌になります。ミノンを使用してから、湿疹による赤みやガサガサ肌が驚くほど改善されました。(引用)
泡で出てくるので、手で洗う場合にとても使いやすいです。洗浄力もマイルドな感じで、肌にやさしいように思います。すすぐときの泡切れも特に問題ありません。
水以外には5つの成分だけでできているということで、雑菌の繁殖防止や品質の安定に必要な最低限度の添加物が配合されているということだと思います。
デリケートな肌にも安心して使える製品だと思います。(引用)
1プッシュの泡の量が適量で、片手で赤ちゃんを洗うのにちょうどいい。
泡の質もしっとりしているので、ちいさな身体になじんで、洗いやすいです。
赤ちゃん用のシャンプー、石けんタイプ、別メーカーの泡タイプ、液体タイプ、いろいろ試したけど、かなり使いやすい。
シャワーで流したあとも、肌がきゅっとならず、安心。皮脂を必要以上に洗浄してしまわず、好印象。
今のところ、まだ、お風呂上がりのボディクリームも必要ないくらいです。
ただ他と比較すると割高なので、毎日使うものなので、もう少し安ければ、、という感じ。(引用)
まとめ
さて今回はミノンのベビー全身シャンプーのレビューをしてきました!
いわゆる大人が使う一般的なシャンプーとしてみると微妙なところではありましたが、敏感肌の赤ちゃんやアレルギーを持っている方が使うシャンプーとしては優秀な面もあると感じさせられたシャンプーでした。
個人的には髪が生え揃うまでの赤ちゃんであればオススメできるシャンプーだと感じました。
ただし洗浄力的にベトベトしやすい頭皮の赤ちゃんや大人の方が使うシャンプーとしては若干不安があるので、もし洗浄力に不安がある方は髪用のベビーシャンプーを使ってみることをオススメしますよ!
コストパフォーマンス度 | |
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成分満足度 | |
香りの強さ | |
保湿力の良さ | |
泡切れの良さ | |
大人でも問題なく使える度 |