赤ちゃんをきれいに洗うケア用品としてパッと頭に浮かぶのは石鹸ですよね!
石鹸には余計な成分が含まれていないので、アレルギー体質の赤ちゃんにも安心して使うことができるのが特徴。
しかし固形のものは赤ちゃんを支えながらだと泡立てるのが本当に大変なんですよね…。
石鹸を使いたいけど固形は大変、という方に向けてオススメしたいのがMIYOSHIの無添加ベビーせっけんです。
今回はMIYOSHIの無添加ベビーせっけんの成分解析と実際に使ってみた使用感について正直にレビューしていきたいと思います!
ミヨシのベビーせっけんってどんなもの?
価格 | 405円 |
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容量 | 250mL |
成分 | 不明 |
こだわり | 合成界面活性剤、香料、着色料、防腐剤不使用 |
タイプ | 全身タイプ |
ミヨシのベビーせっけんはその名前の通り、シャンプーというよりもほぼ石鹸です。
配合成分を確認するとわかるのですが、いわゆる石鹸成分のみで、シャンプー要素としてはプッシュすると泡が出てくるところくらい。
保湿成分などが含まれていないので、正直大人の方がシャンプーとして使うには無理がありますが、赤ちゃんにとっては余計な成分が含まれていないのはメリットだったりもします。
牛乳石鹸などもそうですが、極力配合成分を絞ってアレルギーを起こさないようなシャンプーを使いたい方には重宝する製品かもしれません。
シャンプーとして評価すると価格的には破格なんですが、固形石鹸に比べるとコスパは悪くなるので、価格よりも手間を省きたい方には重宝する製品だと思います。間をとって3ですかねー。
ミヨシのベビーせっけんの成分を評価
水、ラウリン酸K、ミリスチン酸K、パルミチン酸K、牛脂脂肪酸Na、ステアリン酸K、パーム核脂肪酸Na
引用
超絶少ないっ!笑
ラウリン酸Kやら牛脂脂肪酸Naやら色々書いてありますが、ここに記載のあるものをひとまとめにすると、石けん素地という固形石鹸にも含まれる成分です。
つまりミヨシのベビーせっけんは水と石けん素地だけを使用した極端にシンプルに仕上がっている製品なわけです。
この非常にシンプルな配合成分にはメリットデメリットがあって、メリットとしては余計な成分が含まれていないのでアレルギー症状を起こしにくい、デメリットは保湿成分すら配合されていないので仕上がりがギシギシする、大人が使うのは無理がある、といったものがあります。
赤ちゃんはアレルギー症状を起こしやすいので、シンプルな配合成分のみで構成された石けんを使うママさんが多い背景はここにあるんですよね。
ただし石けん素地にはもうひとつデメリットがあります。それは洗浄力。
石けん素地はかなり洗浄力が強いので、乾燥肌の人が使ってしまうと肌荒れやフケなどに悩まされてしまう場合があります…。
元気に動き出してたくさん汗をかくようになって、いつも使っているシャンプーだと頭皮の匂いが気になる、という赤ちゃんに使うのはありかもしれないですが、それでも保湿成分などはもう少し配合して欲しかった…。
ベビーシャンプーはシンプルさにこだわることは悪くないので最低評価にはなりませんが、この成分だと「頭皮の汚れをゴッソリとってハイ終わり」となってしまうので、残念ながら満足度は高いとは言えません。
ミヨシのベビーせっけんの使用感についてレビューしていきます
さてここからはミヨシのベビーせっけんの使用感について確認をしていきたいと思います。
個人的にベビーシャンプーで確認したいことは以下の3ヶ所なので、一緒に確認をしていきましょう!
- シャンプーの香り
- 保湿力&泡切れの良さ
- 大人が使っても大丈夫?
シャンプーの香り:無香料なのでとにかく無臭
ミヨシのベビーせっけんは先ほどお伝えした通り香料が含まれていないので、本当に無臭です。
せっけん成分で構成はされていますが、石鹸の香りも一切しません。とにかく無臭。
赤ちゃんのシャンプーは無香料のものが好まれる傾向があるので、その点このシャンプーは使いやすい気がしますね。
保湿力&泡切れの良さ:保湿力はナシ!泡切れは超いい感じ!
保湿力やコンディショニング力については手を洗ってみると意外とわかったりします。
ミヨシのベビーせっけんで洗ってみたところ、手に残っていたちょっとした汚れも落ちているのがわかるくらい、かなりキュキュッとした仕上がりになります。
正直成分的にも保湿成分が含まれていないので、保湿力はほとんどないように思います…。
その反面、せっけん成分ということもあり泡切れは最高にいい感じです!泡がすぐになくなるのでストレスなくさらっと洗うことができるのはいいですね。
泡切れの良さ(5.0/5.0)
大人が使っても大丈夫?:ショートヘアでも無理
繰り返しになりますが、ミヨシのベビーせっけんは石けん素地以外の成分は含まれていないので仕上がりには全く期待ができません。
実際にショートヘアの私が使ってみても予想通りに仕上がりは超ギシギシ…。
髪の質が赤ちゃんと大人では違うので、頭皮はきれいになっても大人がシャンプーとして使うには無理があります。
まだ髪が生え揃っていない赤ちゃんには使えると思いますが、髪がしっかりしてきた赤ちゃんにはあまり使えないように思います…。
ミヨシのベビーせっけんの良い口コミと悪い口コミをそれぞれ検証してみた
乳児に使用していますが特に肌トラブルもなく。泡で出てきて洗いやすいです。(引用)
冬場はさすがに入浴後保湿が必要ですが、それ以外の時期は保湿なしでも特に乾燥してしまうこともありません。
我が家では髪の毛もこちらで洗っていますが、泡切れも良く、きしむなどの問題を感じたこともなく、とても気に入っています。
お値段もお手頃ですし小さなお子様用にとてもお勧めです。(引用)
夏向けだと思います。
髪の毛もこれで洗うとパサパサになってしまうので、シャンプーは別に使うようにしていました。(引用)
乾燥する季節や、乾燥肌の子供には合わないと思います。(引用)
ミヨシのベビーせっけんと相性がいい人はどんな人?
さてここではミヨシのベビーせっけんがオススメな方と逆に相性が悪い方についてお伝えしていきたいと思います。
・泡切れ重視の方
・無香料が好きな方
・価格重視な方
・乾燥肌の方
・保湿成分を重要視する方
・子供と一緒のシャンプーを使いたいと思っている方
価格は安く泡切れに関しては非常に優秀なので、その点を重要視される方にとってはメリットを感じれもらえるかもしれません。
しかしとにかく乾燥しやすい…。洗浄力が強く保湿成分が含まれていないので、お風呂上がりは保湿クリームなどは必須です。
まとめ
さて今回はミヨシのベビーせっけんのレビューをしてきました!
結論、大人が使う場合も赤ちゃんが使う場合もシャンプーとして使うには向きません。
石けん成分を使うこと自体は悪くないですが、保湿力が弱すぎるので頭皮が乾燥してしまいます。
もしどうしてもシャンプーとして使いたいのであれば、お風呂上がりにローションや保湿クリームなどを合わせて使うことをオススメします。
コストパフォーマンス度 | |
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成分満足度 | |
香りの強さ | |
保湿力の良さ | |
泡切れの良さ | |
大人でも問題なく使える度 |