皆さんはシャンプーを購入する時、何を選ぶポイントとして大切にしていますか?
デザイン、コストパフォーマンス、香りなど色々な選ぶポイントがありますが、個人的にはシャンプーは成分で選ぶべきだと思っています。
「当たり前やんけ!」とほとんどの方が思うと思いますが、その一方で多くの方がどのような成分が含まれていれば良いシャンプーなのかを知らないように思います…。
今回は「良いシャンプーが欲しいけど何を確認したら良いかわからない!」といった方に簡単にセルフチェックをして点数をつけられる確認表を作成しました!
購入前にぜひこの記事を確認してから購入するようにしましょう!
シャンプーの成分は4ヶ所チェックをしよう
シャンプーを購入する上でチェックしてもらいたいポイントは全部で4ヶ所あります。
「そんなに!?」と思うかもしれませんが、慣れてくれば1分もかからずチェックすることができるものなので、全然難しいものではないです。
まずはそのチェックして欲しい4ヶ所をお伝えします。
・洗浄成分(界面活性剤)は何を使っているか
・シリコンが配合されているかどうか
・防腐剤・キレート剤が配合されているかどうか
・合成着色料・合成香料が配合されているかどうか
ゴチャゴチャ書いていますが、簡単にいってしまうと汚れを落とす洗浄成分が確認できたらそれでOK。後は余計なものが含まれてないかチェックするだけといった感じです。
ちなみになぜこれらの成分をチェックすべきなのかについては以下の記事で紹介しているので確認をしてもらえると嬉しいです!
チェックポイントその1:洗浄成分(界面活性剤)の確認
シャンプーには界面活性剤と呼ばれる髪や頭皮に付着した汚れを落とす成分が含まれています。
正直これがシャンプーの心臓といっても良いくらい重要で、どんな界面活性剤が含まれているかによってそのシャンプーのクオリティがすぐにわかります。
アミノ酸系シャンプーや高級アルコール系シャンプーという言葉は聞いたことがある方も多いと思いますが、基本的にはアミノ酸系の洗浄成分を使っているシャンプーを使うのが無難です。
タウリン系やPPT系のシャンプーもオススメですが、市販シャンプーではあまり数が多くないのが難点なんですよね。
高級アルコール系、石鹸系は洗浄力が強すぎるので、余程脂性肌の方でなければオススメはできません。
できれば5点のついている洗浄成分が使われているシャンプーを選ぶようにしましょう!
チェックポイントその2:シリコンが配合されているか
シリコンが配合されている | 0点 |
---|---|
シリコンが配合されていない | +1点 |
まず最初にお伝えをさせていただくと、シリコンは決して悪い成分ではありません。
最近のシャンプーでシリコンが配合されていないノンシリコンを売りにしているシャンプーを多く見かけますが、髪の状態によってはシリコンが役に立つ時もあります。
シリコンは傷んだ髪の表面に付着して、摩擦やくしのダメージから髪を守る役割を果たしてくれます。
しかしシリコンが剥がれるのに合わせて髪の表面あるキューティクルを一緒に剥がしてしまうことがあることと、頭皮に付着してしまうと肌荒れの原因になることもあるので注意が必要です。
そのためシリコンは一長一短なんですが、正直保湿剤やコンディショニング剤が多く含まれているシャンプーであればシリコンは不要だと考えています。
もし〇〇エキスや〇〇油という成分が複数含まれていることが確認できれば、以下のようなシリコン系成分の入っているシャンプーは避けたほうがいいでしょう。
ジメチコン、ジメチコノール、アミノプロピルジメチコン、シクロペンタシロキサン、シクロメチコン
チェックポイントその3:防腐剤・キレート剤が配合されているか
防腐剤またはキレート剤が配合されている | -1点 |
---|---|
防腐剤またはキレート剤が配合さていない | +1点 |
防腐剤とはその名前の通りシャンプー開封後にシャンプーが傷まないようにするために含まれている成分で、キレート剤は成分の中の金属成分を吸着する成分です。
どちらも頭皮に悪影響を及ぼす可能性のある成分なのですが、法律上人体に害を与えない含有量しか認められているので、そこまで神経質になる必要はありません。
ただパラベンフリーなどを売りにしているシャンプーがある通り、これらの成分は含まれていないに越したことはありません。
しかし市販されている9割くらいのシャンプーは何かしらの防腐剤が含まれて、アミノ酸系シャンプーでも1,500円そこそこで購入することができる製品にはこの成分が含まれていることが多いのが現状です…。
まあシャンプーの主成分が水である以上、カビが生えないようにするためには致し方ないことなのかもしれないですが、残りの1割の成分にメチャメチャこだわりを持つシャンプーではこれらの防腐剤は含まず、アルコール成分にカモミール、ユーカリ、セージ、ローズマリーなどから抽出した抗菌成分を持つエキスを複数配合して防腐剤の代わりとしているものがあるんです…!
これらのシャンプーは価格的には3,000〜5,000円くらいすることが多いのですが、できれば確認して含まれていないものを購入しましょう!
パラベン、フェノキシエタノール、安息香酸Na
EDTA-2Na、EDTA-4Na
チェックポイントその4:合成着色料・合成香料が配合されているか
合成着色料・合成香料が配合されている | -2点 |
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合成着色料・合成香料が配合さていない | 0点 |
これらの成分は本当にいらないです。
これら2種類の成分は石油や石炭から抽出したナフサなどを使用して人工的に作られたものなので、髪や頭皮を洗うシャンプーにとって不必要なものです。
合成着色料は「赤色◯号」「青色◯号」などと表記され、合成香料は「イソオイゲノール」「安息香酸」「桂皮アルコール」などと表記されていることが多いです。
これらの合成成分は頭皮へ不必要な刺激を与えることになり、アレルギー反応や肌荒れにつながってしまう可能性がありますので、できれば避けるようにしましょう。
赤色◯号、青色◯号
イソオイゲノール、安息香酸、桂皮アルコール
合計得点を確認しましょう!
6〜7点 | 最高のシャンプー!迷う余地なく購入! |
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4〜5点 | そこそこのシャンプー。買う価値あり。 |
2〜3点 | 余程こだわりの点がない限り買う価値なし。 |
1点以下 | 論外。 |
さて今回は簡単にセルフチェックできるシャンプー成分確認方法をご紹介しました!
最初はこの表と照らし合わせて確認する必要があるので時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると「あ〜これね!」とすぐわかるようになりますので、まずは今購入しようと思っているシャンプーで実践してみてください!