皆さんは髪の毛を整えるときにヘアブラシは使っていますか?
私は薄毛予防のためにお風呂に入る前とドライヤーで乾かした後に必ずブラッシングをするようにしています。
ブラッシングは髪の毛や頭皮にとても良い影響を与えてくれるのですが、ブラシのお手入れを怠ると逆に悪影響を及ぼしてしまいます。
今回はブラシのお手入れを怠った場合の悪影響と、清潔な状態で使うためのお手入れの方法をご紹介したいと思います!
ヘアブラシを汚れたまま使うと頭皮に悪影響がある!

ヘアブラシを使ったブラッシングには髪の毛に艶を出したり、抜け毛や切れ毛を軽減したりする素晴らしい効果がたくさんあります。
しかしヘアブラシを汚れた状態で使い続けると頭皮や髪の毛に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります…。
まずブラッシングをするとヘアブラシには髪の毛やフケなどが付着してしまいます。さらにそのまま放置してしまうとブラシに雑菌が繁殖してしまいます。
その状態で使い続けるとブラシに溜まった汚れや雑菌を頭皮に戻してしまうことになってしまうので、肌荒れやフケの悪化など頭皮環境に悪影響を与えてしまう可能性があります。
そもそもブラッシングには髪の毛を整える目的で使用しますが、髪の毛や汚れが溜まっているとしっかりと整えるコトができず、汚れに髪の毛が絡まってしまい切れ毛や抜け毛の原因にもなってしまいます。
このような悪い影響を与えてしまいますので、ヘアブラシは常に清潔な状態に保つことが頭皮にとって重要です。
ヘアブラシの掃除方法は種類ごとに変えましょう!

普段から清潔な状態でヘアブラシを使えるように、定期的にヘアブラシのお手入れをすることが大切です。
ヘアブラシと一言で言っても色々な種類がありますので、今回は木製ヘアブラシ、ブラスチック製ヘアブラシ、獣毛ヘアブラシの洗い方をご紹介したいと思います。
木製ヘアブラシの正しい洗い方

木製ヘアブラシはその名前の通り、木や竹を素材として作られています。
木や竹は水洗いをすることもできますが、頻繁に水洗いをしてしまうと傷んでしまう可能性がありますので、柔らかめの歯ブラシなどで汚れを取り除くのがオススメです。
歯ブラシでざっくり髪の毛や大きなゴミを取り除く

ブラシの小さなタイプの歯ブラシを使って、髪の毛や大きなゴミを取り除きましょう。
髪の毛やゴミが溜まっていれば、歯ブラシをヘアブラシの外側からブラシの間に差し込んで、ブラシの先端に向かってスライドさせればごっそりと取り除くことができます。
ブラシの内側の髪の毛などが取りきれない場合は割り箸などで取り除きますが、細かいゴミや汚れは後ほど取り除けますので、そのままでも大丈夫です!
洗面器でシャンプーを泡立ててヘアブラシにつける

ある程度大きなゴミを取り除いたら、泡立てたシャンプーをヘアブラシに乗っけるようにしてつけて、手のひらの上でヘアブラシを擦るようにゴワゴワと洗います。
するとブラシ部分の間に存在する泡が細かい汚れを取り除いてくれますし、雑菌も取り除いてくれます。
あまり強く擦ってしまうとブラシ部分が傷んでしまうことがありますので、ブラシの間にある泡を動かすことを意識して擦るようにしましょう!
シャワーで泡を丁寧に洗い流しましょう

ある程度シャンプーの泡でヘアブラシの間を洗えたら、シャワーで丁寧に洗い流しましょう。
木製ブラシは浸け洗いをしてしまうと傷んでしまう可能性がありますので、ぬるま湯で洗い流す程度にしておきましょう。
シャワーである程度シャンプーを流すことができたら、最後に洗面器に張ったぬるま湯にヘアブラシを浸けて、左右に振って洗い残しがないようにしましょう!
タオルで水気を取り自然乾燥させる

洗い終わったらカビが発生しないようにタオルで水気を取りましょう。
ブラシの内側までしっかり拭き切るのは難しいと思いますので、軽くブラシを振って水気を切った後にタオルで拭くと良いでしょう。
ある程度水を拭き取ったらブラシ部分を下にして自然乾燥をさせましょう!
プラスチック製ヘアブラシの正しい洗い方
プラスチック製のヘアブラシは木製ヘアブラシとは違い、浸け洗いができるのでお手入れが非常に簡単です。
素材的にも丈夫なので洗面器でザバザバ水洗いをするだけでもある程度汚れは取れますが、ここではより丁寧に汚れを取り除くための方法をご紹介したいと思います。
歯ブラシや指で髪の毛や大きなゴミを取り除く

まずはヘアブラシに付着している髪の毛や大きなゴミを歯ブラシや指でざっくり取り除きましょう。
ここでは細かい汚れまで取り除く必要はありませんので、ある程度大きなゴミを取り除くことができればそれで十分です。
洗面器にシャンプーを入れてヘアブラシで泡立てる

続いて水を張った洗面器にシャンプーを2〜3プッシュほど垂らしましょう。
シャンプーの種類はなんでも構いませんので、泡立ちの良いものを選ぶと良いと思います。
シャンプーを垂らしたら、ヘアブラシで水の中のシャンプーを泡立てるようにザバザバとかき混ぜます。
泡立った洗面器の中に浸け洗いをする

しっかり泡を立てることができたら、その中にヘアブラシを浸けてしまいましょう。
そのまま半日〜1日放置して浸け洗いすることで、ヘアブラシに付着した細かいゴミや汚れをしっかり取り除くことができます。
浸け洗いが完了したら洗面器の中でザバザバと左右に振って落としましょう。
最後にシャワーで洗い流して完了です!
タオルで拭いて自然乾燥をさせましょう

洗い終わったらタオルで水分を拭き取ります。
タオル上でポンポンと叩くことで水分を振り落とすことができます。
最後にブラシを下にして自然乾燥をさせましょう!
獣毛ヘアブラシの正しい洗い方
獣毛ブラシは豚や猪の毛を使ったブラシですが、その名前の通り生き物の毛を使ったヘアブラシなので、水洗いやシャンプーを使った洗い方はオススメできません。
基本的には歯ブラシなどで根気良く髪の毛やゴミを取り除く必要があります。
歯ブラシで根気良くゴミを取り除く

獣毛ヘアブラシはシャンプーや水洗いはヘアブラシの傷みや嫌な臭いの原因になりますので、原則NGと考えてください。
そのため獣毛ブラシの掃除は歯ブラシや指を使って、詰まった髪の毛やゴミを取り除く必要があります。
ブラシの内側にある細かい汚れが取れないときは楊枝を使ったりなど、工夫をしてゴミを取り除くようにしましょう。
どうしても汚れが落ちないときはぬるま湯で洗う

どうしても汚れが落ちないときはぬるま湯を使って洗いましょう。
ただし先ほどもお伝えをした通り水洗いは獣毛ブラシを傷めてしまう可能性がありますので、できる限り長時間水につけるようなことは避けたほうがいいでしょう。
湿らせた歯ブラシなどで擦っても取れないときは、ヘアブラシをぬるま湯につけて左右に振って汚れを落としましょう。
ぬるま湯につけた場合はしっかりと乾燥をさせる

獣毛ブラシをぬるま湯に浸けた場合は、ブラシに水分を残したくないので、他のブラシ以上にしっかりと水分を取り除くことを意識しましょう。
ただしタオルで拭き取ってしまうとタオルの繊維が獣毛についてしまう可能性があるので、上下に強めにヘアブラシを振って水分を飛ばすようにしましょう。
ある程度水分を飛ばしたら、しっかり乾燥するまで自然乾燥させましょう。
中途半端に乾いた状態で使ってしまうと獣毛ヘアブラシにとっても、髪の毛にとってもよくありませんので注意が必要です!
より簡単に掃除ができるケアアイテムを使おう
先ほどご紹介したヘアブラシの洗い方ですが、歯ブラシを使わなくても簡単に掃除をすることができるアイテムがあるんです。
お金をかけず効率よく掃除をすることができますので、併せて確認をしていきましょう。
- ヘアブラシ用クリーナーを使う
- ガーゼをヘアブラシにセットしておく
ヘアブラシ用クリーナーは簡単に髪の毛を取り除くことができる

ヘアブラシ用クリーナーは鉤爪のような感じで金属の細い針がたくさん重なった作りをしています。
これがメチャメチャ便利で、歯ブラシでは掃除しきれないブラシの間の髪の毛やゴミを簡単に取り除くことができます。
正直、一度このクリーナーを使ってしまうと歯ブラシには戻れないくらい便利ですし、高価なものでもないのでぜひ一度試してみてください。
普段から汚れ取りシートをヘアブラシにセットして使う
普段からヘアブラシを使う前に汚れ取りシートをブラシ部分に取り付けて使うと、いざ汚れたときにそのシートを取り除くだけで簡単に髪の毛やゴミを取り除くことができます。
お風呂の髪の毛詰まりを防止するためのシールと同じような役割を果たしてくれます。
色々使ってみた結果、汚れ取りシートが一番使いやすいと感じましたが、100円ショップでも似たようなものも売っていますし、ガーゼでも代用できますのでこちらも併せて試してみてください!
清潔なヘアブラシを使うと将来の薄毛予防にも繋がる!
さて今回はヘアブラシの正しい洗い方をご紹介しました!
汚れたままヘアブラシを使ってしまうと、その汚れが髪の毛や頭皮に付着してしまい、頭皮の肌荒れや頭皮環境の悪化につながってしまいます。
日々清潔なヘアブラシを使うことで頭皮にも悪影響を与えることなく、髪の毛に潤いを与え頭皮の血行促進をすることができます。
今日ご紹介した洗い方を意識して1ヶ月に1回は掃除をするようにしましょう!