子供の頃に父がお風呂上がりに育毛剤をつけた後にヘアブラシで頭皮をトントンしているのを見て「ヘアブラシでのトントンは薄毛予防に効果があるんだ!」と信じていた人は多いのではないでしょうか?
今回はそんなヘアブラシで頭皮を叩くとどういう効果があるのかご紹介をしたいと思います!
ヘアブラシで頭皮を叩くのは薄毛予防にはならない

「髪の毛よ生えてこーい(トントントントン…)」
おそらく誰もが一度はヘアブラシを使って頭皮を叩いている誰かの姿をみたことがあるのではないでしょうか。
確かに頭皮を刺激することで髪の毛は生えてきそうですよね。なんとなく。
しかしそれは本当になんとなくでしかなくて、実際のところ発毛促進効果なんてありません。
むしろ薄毛を促進してしまう可能性を大いに秘めています!
そもそも頭皮はデリケートな部分なので、叩いたり強い刺激を与えてしまうと毛根や毛母細胞を傷つけてしまう可能性があります。
髪の毛が頭皮を守るクッションの役割を果たしているのに、その髪の毛を生やすために頭皮を刺激していたら本末転倒ですよね…。
ヘアブラシの形状を見てもらっても分かるとおり、細いプラスチックや木製でできた硬いブラシなので、先が丸く保護されていても強く叩くと頭皮にダメージを与えてしまいます。
今ヘアブラシで頭皮をトントンしている方は今すぐやめましょう!
育毛剤を浸透させるのにヘアブラシのトントンは効果あり?

ヘアブラシを頭皮にトントンするシーンを見るのは、主に育毛剤を塗布した後じゃないでしょうか?
実際に私の父は右手に育毛剤、左手にヘアブラシで塗布してトントンを繰り返していました!笑
しかし育毛剤の注意書きに塗布した時にヘアブラシで頭皮をトントンすると効果が増します、浸透力が増しますとは書いていません。
そもそも育毛剤のスプレー部分は頭皮に浸透しやすいように工夫して作られており、塗布しただけでしっかりと浸透されます。
もしその後しっかり浸透させたいのであれば、指先で揉み込むようにしっかりとマッサージをするようにすれば十分です。
頭皮の血行を促進したいのであればブラッシングでOK

ヘアブラシを使って頭皮の血行促進をさせたいのであれば、普通にブラッシングをすれば良いのです。
ブラッシングには髪の毛の艶を出す効果だけではなく、頭皮に程よい刺激を与えることができるので、頭皮の血行促進の効果があると言われています。
頭皮を叩くのではなく、ブラシ部分で頭皮を撫でるようにしてブラッシングすることで、血行が促進されて髪の毛に酸素や必要な栄養素を運ぶことができるようになります。
ヘアブラシはシチュエーションによって使い分けましょう!

ブラッシングをすることで頭皮の血行促進を促すことができますが、シチュエーションによってヘアブラシの種類を使い分けることをオススメします。
ヘアブラシには様々な種類があって、役割や効果がそれぞれ違います。
私の妻は日々3種類のヘアブラシを使い分けて髪の毛と頭皮をケアしています。
お風呂に入る前に木製のヘアブラシを使い、お風呂上がりの濡れた髪の毛にはスケルトンブラシを使い、髪の毛を乾かした後は豚毛のヘアブラシで整えています。
私はそこまではしていないですが、頭皮を傷つけないように自分に合うヘアブラシを見つけて使うようにしています。
ヘアブラシの選び方は以下の記事から確認してみてください!

まとめ
さて今回はヘアブラシで頭皮をトントンした時の頭皮への影響をお伝えしました!
頭皮を叩いてしまうと頭皮には悪影響になってしまうので、今回お伝えをした通りブラッシングをして頭皮の血行を促進させましょう!
正しくブラッシングをすることで頭皮の血行促進だけではなく、髪の毛に艶を出すこともできますので、できれば以下の正しいブラッシング方法も併せて確認してみてください!
