最近配合されるシャンプーをよく見かけるようになったクレイ。
クレイには汚れを吸着しミネラルなどを含むので地肌環境を整えると言われています。
そんなクレイを含むシャンプーでSNSでも良く見かけるのがクレージュのシャンプー。
非常にシンプルなボトルデザインですが、配合成分は比較的優秀なんですよね。
というわけで今回はクレージュのシャンプーの成分解析と実際に使ってみて実感した感想について正直にレビューをしていきたいと思います!
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クレージュのシャンプーってどんなシャンプーなの?

価格 | 1,540円(税込) |
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内容量 | 440ml |
SNSでも評価が良いように思われるクレージュのシャンプー。
結論から言ってしまうと、市販のシャンプーの中では個人的にはかなり高めの評価となりました…!
正直最初は市販のシャンプーということと公式ページがイマイチだったこともあって「どうせ微妙なんでしょ…」と思っていたんですが、実際に色々試してみたところ配合成分から使い心地まで結構バランスが良かったんですよね。笑
洗浄成分だけが残念で仕方ないのでここだけリニューアルして欲しいとは思いつつも、リピジュアやペリセアなどの優秀な成分が配合されていたことに驚きました。
この価格帯でこの配合成分と使用感なのであれば、個人的にはコスパは良い方だと思いますね。
クレージュのシャンプーの配合成分を確認してみる

水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ラウロイル加水分解シルクNa、ベントナイト、ハチミツ、グリチルリチン酸2K、バオバブ種子油、ホホバ種子油、アボカド油、アルガニアスピノサ核油、ブドウ種子エキス、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-51、センブリエキス、オタネニンジン根エキス、ショウガ根茎エキス、シャクヤク根エキス、カンフル、メントール、加水分解ケラチン(羊毛)、シロキクラゲ多糖体、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、クエン酸、BG、安息香酸Na、エチドロン酸4Na、ベタイン、エタノール、デキストリン、メチルパラベン、フェノキシエタノール、香料
界面活性剤 | ![]() |
シリコン | ![]() |
アルコール | |
合成防腐剤 | 合成香料 | 合成着色料 | ![]() |
界面活性剤 | |
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保湿成分 | |
コンディショニング・補修成分 | |
頭皮ケア成分 | |
植物エキス成分 | |
その他成分 | |
総合成分評価 |
配合成分に関しての総評ですが、いい意味で予想を裏切られた気持ちです。
正直購入前は「市販のシャンプーだしねー」と舐めてかかっていたところがあったんですが、意外にも配合成分はいい感じでした。
リピジュアやペリセアなど個人的に配合されていると「おっ!」となるような配合成分が複数配合されていることに加え、洗浄成分に加水分解シルクNaや植物エキスもシロキクラゲ多糖体が配合されていたりと、思ったよりも豪華なんですよね!
ただしメインの洗浄成分がオレフィンなことと、パラベンなどの防腐剤が複数配合されていることが残念で仕方がないです…。
残念な点もありますが市販のシャンプーにしてはいい感じので、もっと公式ページで配合成分について推した方がいいんじゃない?とか思っています。笑
ヤスのピックアップ成分
ポリクオタニウム-51。ヒアルロン酸の2倍の保湿効果を持ち、髪だけではなく肌への馴染みもいい保湿成分。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa。ダメージヘアの内部に浸透して髪を補修、ハリコシを与える成分。
市販のこの価格帯でこれらの成分に出会えるとは思っていませんでしたね。
リピジュアに関しては最近よく見かけるようになりましたが、ペリセアまで配合されているのは素晴らしいですね。
配合量はそこまで多くないように思いますが、少なくとも成分へのこだわりは見えます。
公式ではクレイを推していますが、ここら辺が配合されていることももっと推した方がいいのになーと個人的には思っています。
界面活性剤
アニオン系界面活性剤。ヤシ油由来ではあるものの洗浄力や脱脂力は強めなので、乾燥肌の人には不向きな成分。
アニオン系界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。増粘作用や帯電防止作用、高いコンディショニング効果を持つ。また洗浄力や刺激性の強い洗浄成分の緩和のために配合されることも多い。
ノニオン系界面活性剤。気泡力補助剤として使用される。
アニオン系界面活性剤。PPT系洗浄成分。泡立ちがしっかりしていてコンディショニング効果が高い。程よい洗浄力で優秀な洗浄成分である反面高価であるというデメリットがある。
このシャンプーの残念なところその①がこの洗浄成分。
最も配合量の多いオレフィンはヤシ油由来の成分ではあるものの、洗浄力や脱脂力はかなり強めなので乾燥肌の人にはあまり向かない洗浄成分です。
PPT系洗浄成分の加水分解シルクが配合されているので髪のハリコシには期待ができますが、メインの洗浄成分もアミノ酸系にして欲しかったですね…。
配合成分全体もそうですが、洗浄成分もスカルプケアシャンプーに近い印象です。
保湿成分
高い保湿力を持ち、別名リピジュアで有名。ヒアルロン酸よりも高い保湿力を持つ。
保湿成分。ミツバチが花の蜜を中心に集めたものを精製したもの。保湿力に優れる成分。
保湿成分。植物から抽出されるアミノ酸系保湿成分で皮膚や毛髪の浸透性に優れていると言われている。
保湿成分。デンプンを加水分解する過程で得られる成分で、保湿性の増粘成分として使われることが多い。
保湿成分。製品の品質を維持する効果。
保湿成分も悪くないですね!
リピジュアやハチミツなど保湿力に優れた成分のほかにベタインやデキストリンなどオーソドックスな保湿成分も含まれていますね。
植物オイルの中にも保湿力の高い成分も配合されているので、保湿力には期待ができそうです!
コンディショニング・補修成分
毛髪に対する吸着性があり指通りを良くする効果がある。帯電防止効果もある。
髪の主成分であるケラチンを加水分解して作られたもので、髪のダメージ部分に浸透し補修することで髪にハリコシを与える作用がある。
ペリセア。ダメージヘアの内部に浸透して髪を補修、ハリコシを与える成分。
補修成分もいい感じですねー!
ペリセアという優秀な補修成分だけではなく、加水分解ケラチンやPPT系洗浄成分の加水分解シルクも含まれているので、ダメージ髪が気になる方にとっては嬉しい内容です。
ブリーチを繰り返して相当ダメージが蓄積している髪質だと配合量的にあまり実感はできないかもしれないですが、私の妻のようにちょっと毛先が気にあるかも?という感じであれば指通りの良さは感じられるかもです。
頭皮ケア成分
甘草の根や茎から抽出したグリチルリチン酸を水に溶けやすくしたもの。強い消炎効果があり育毛剤などにも使われる。
スカルプケアシャンプーではないので、まあこんなもんでしょうね。
むしろ他の成分を売りにしている市販シャンプーはそれ以外の配合成分が雑になることが多いので、少ないながらも配合している点は評価したいですね!
ちなみに植物エキスにも抗炎症作用などを持つ成分も配合されていますが、どこまで効果が感じられるかは人によるので期待しすぎには注意しましょう。
植物エキス成分
シムモンドシア科の植物ホホバの種子から抽出される成分で、角層内の水分の蒸発を防ぎ保湿する効果がある。
バオバブの種子から抽出されるオイルで保湿力に優れ、オレイン酸やリノール酸、ビタミンなどを豊富に含み、抗酸化作用を持つためエイジングケア製品によく含まれる。
クスノキ科植物アボカドより抽出される成分です。オレイン酸やビタミンを豊富に含み、エモリメント作用に優れている。
アルガンの木から1リットルしか採取できない貴重なオイル。オレイン酸やリノール酸を豊富に含み、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEを含む。また高い保湿力を持つ。
センブリの全草から抽出されたエキスで抗炎症作用や毛根細胞活性化作用があることがわかっており、育毛剤などにも使用されている。
オタネニンジンの根から抽出されたエキスでサポニン類を多く含んでいる。消炎効果や収れん効果がある。
シロキクラゲというキノコから抽出されるエキス。ビタミンやミネラルなどを豊富に含み、ヒアルロン酸と同等以上の保湿力があると言われています。
ホホバ種子油やバオバブ種子油、アルガンオイルなど保湿力に優れる洗浄成分が配合されていますね。
シロキクラゲ多糖体が配合されていることや、先ほどお伝えをした保湿成分も考えると、かなり保湿することに力を入れているように感じます!
その他成分
天然鉱物の一種で、血行促進作用があると言われている。
清涼感を与える成分。
キレート剤。pH調整剤。
防腐剤。
キレート剤。
防腐作用。清涼作用。植物エキスの抽出溶媒など多岐にわたる。
防腐剤。
防腐剤。
その名前の通り、シャンプーに香りをつけるもの。
優秀な成分が多かったので忘れがちですが、ベントナイトがこのシャンプーの注目成分です。笑
汚れを吸着させる目的で配合されているようですが、これ配合するなら洗浄成分オレフィン使わなくてよくない?と個人的に感じてしまいます。
一番気になるのがパラベンなどの防腐剤が盛り沢山なこと…。
パラベンだけではなくフェノキシエタノールや安息香酸など複数の防腐剤が含まれているところだけがひたすら残念。
市販のシャンプーなので防腐剤が配合されているのも仕方ないとは思いますが、このシャンプーに関しては他に優秀な成分が多いがゆえに、もう少しこだわってもらいたかったというのが正直なところです。
クレージュのシャンプーの使用感についてレビューしていきます

さて続いて実際にクレージュのシャンプーで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。
チェックポイントは以下の通り。
- シャンプーの香り
- 泡立ちの良さ
- 洗い上がりの状態
- 毛穴の汚れと頭皮の状態
- シャンプー後の水分量と脂分量
- シャンプー液のpH測定
- クレージュのシャンプーがオススメの方
シャンプーの香り:スーッとするフルーティの香り!

クレージュシャンプーの香りのベースはフルーティの香りですが、少し鼻にスーッとする清涼感を感じさせてくれるサッパリ系の香りになっています。
クレイ使用ということで土っぽい香りなの?と心配になっている人もいると思うので念のためお伝えしておくと、土のような香りは全然感じませんでした。
香りも弱めで泡立ててようやく感じるレベルなので、強い香りが苦手な人も使いやすいように思いますね!
泡立ちの良さ:泡立ちは特に問題なしでした

洗浄成分もメインがオレフィンということもあってか、泡立ちに関しては特に問題なく通常量でしっかり泡立ってくれました!
公式の通りにスパ的な感じで1分ほど泡でパックをするのであれば、よりモコモコの泡を作った方がいいと思うので、いつもよりも気持ち多めにシャンプー液を使えば密度の高い泡を作ることができますよ!
洗い上がりの状態:ロングヘアでも指通りの良さを感じられる!

ショートヘアの私はもちろんのことロングヘアの妻も洗い上がりの指通りやまとまりには満足をしているようでした!
妻の髪は毛先に比較的ダメージがあるんですが、特にギシギシを感じることなく乾かしているときもクシが引っかかることはなかったみたいですね。
ちなみに洗っている最中はメントールが配合されていることもあってスースーした感覚があるので、公式の温冷スパってこれのことを言っているのかなーって勝手に感じていました。笑
毛穴の汚れと頭皮の状態:ある程度汚れは落としてくれている感じ

メインの洗浄成分がオレフィンということもあって汚れや皮脂がゴッソリ持っていかれるのかと思いきや、みた感じそこまでゴッソリという感じでもなさそうでしたね。
実はこの撮影をしたときは結構急ぎめで洗ったこともあるので、洗い方によっては汚れが残ってしまうこともあるので注意しましょう。
もちろん頭皮環境や汚れ具合によっても頭皮の汚れの状態は変わってくるので、汚れをしっかり落とすためにはお湯での予洗いをしてマッサージするように頭皮を洗うことが大切です!
頭皮の水分量と脂分量:データ上は特に悪くないですね!


理想の水分数値と脂分数値の目安
・水分:30%〜55%
・脂分:16%〜30%
※季節や気温、湿度、肌の状態によって変わるためあくまでも目安の数値です
クレージュのシャンプーで洗髪後の時間経過による頭皮の水分量と脂分量の変化を確認しました!
洗髪10分後に関してはどちらも理想値の範囲内でした!
洗髪2時間後についてはどうしても脂分量は規定値を超えてしまうことがほとんどなので一旦置いておくとして、水分量は比較的キープができているようでうれしかったです!
あくまでも私の頭皮環境による結果なので、参考程度に確認してくださいね!
シャンプー液のpH測定:弱酸性(5.0〜7.0)を示す結果に…!

pHによる頭皮や毛髪への影響
・酸性(〜4.0):毛髪が引き締まってきしみの原因になる
・弱酸性(4.0〜6.0):毛髪の理想的な状態
・弱アルカリ性(7.0〜8.0):キューティクルが傷つきやすくなる
※あくまでも目安の数値です
pHとは簡単にいってしまうと液体の酸性〜アルカリ性を測る指標で、健康な肌や頭皮のpHは5.4前後と言われています。
クレージュのシャンプーのpHを測るためにシャンプー液を水に混ぜてからpH試験紙で計測したところ、結果としては弱酸性(5.0〜7.0)前後の結果になりました!
公式ページでの公表が見当たらなかったのであくまでも私の実験結果によるものにはなりますが、個人的にはうれしかったですね。
クレージュのシャンプーと相性が良い人と悪い人をチェック!

ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんがクレージュのシャンプーと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします!
・ダメージ髪が気になる人
・フルーティの香りが好きな人
・清涼感を感じたい人
・コストパフォーマンス重視の人
・乾燥肌・敏感肌の人
個人的には配合成分から使い心地までバランスが良く満足度が高いので、ダメージ髪が気になる人や保湿力が欲しい人はもちろん、コストパフォーマンス重視の人にもオススメしたいですね。
相性が悪いというわけではないですが、洗浄成分がオレフィンという洗浄力と脱脂力が強めのものが使われているのと、防腐剤やキレート剤が結構多めに配合されているので、一応乾燥肌の人や敏感肌の人は注意しましょう。
クレージュのシャンプーの良い口コミと悪い口コミをそれぞれ検証してみた

置きシャン面倒くさくならなければ続けて使ってみようと思います。(引用)
洗浄力がありすぎるのかもしれません。(引用)
クレージュのシャンプーのまとめ評価

さて今回はクレージュのシャンプーを実際に使った使用感についてレビューしてきました!
個人的にはいい意味で裏切られたいいシャンプーというのが最終的な感想です。
あくまで市販シャンプーの中では、という評価ではありますが、価格を抑えて程よくいいシャンプーを使いたいという人であれば使ってみるのもアリだと思います!
コストパフォーマンスの良さ | |
成分の満足度 | |
香りの良さ | |
泡立ちの良さ | |
洗い上がりの状態 | |
毛穴の汚れと頭皮の状態 | |
頭皮の水分量と脂分量 | |
総合評価 |
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