育毛剤で有名なリアップブランドですが、それらの効果をサポートするためのシャンプーもシリーズとして発売されています。それが今回ご紹介するプレリアップというスカルプシャンプーです。
公式ホームページでは穴づまりをサッパリ洗い流し、頭皮環境を整えるとかいてあるので、頭皮の汚れをしっかり落とすタイプのシャンプーであることが想定されます。
今回は実際にプレリアップのシャンプーの成分解析と実際に使ってみた正直な感想をレビューしていきたいと思います。
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プレリアップのシャンプーってどんなシャンプーなの?

価格 | 1,800円 |
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内容量 | 400ml |
育毛剤で有名なリアップシリーズ。CMでもお馴染みですよね。
育毛のためのヘアケア用品を複数販売しており、プレリアップのシャンプーもそのひとつです。
プレリアップは医薬部外品のシャンプーなのでピロクトンオラミンという有効成分が含まれていますが、リアップシリーズに含まれるミノキシジルという育毛成分は含まれていません。
配合成分的には男性用シャンプーでよくある強い洗浄力で頭皮の汚れをガッチリタイプで、コンディショニング成分や保湿成分が少ないので仕上がりはギシギシになります。
おそらくシャンプーとコンディショナーで役割を明確に分けているんだと思いますが、シャンプーだけ使い続けるのは個人的に厳しい…。
あとは配合成分的にもこだわりは見えないです。脂性フケに悩む人であれば使ってみる価値はあると思いますが個人的にはあまり使い続けたいと思えるシャンプーではないですね。
容量はそこそこありますが価格もそこそこですし、この価格ならもう少しこだわれなかったのかなーというのが率直な感想です。パフォーマンスは頭皮の状態によって異なるので満足する人もいれば逆の人もいると思うので微妙ですね。
プレリアップのシャンプーの配合成分を確認してみる

有効成分:ピロクトンオラミン その他成分:BG、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩・N,N-ジメチルアクリルアミド・ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体/PEG混合物、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム、PG、POEラウリルエーテル、アルキルグリコシド、イラクサエキス-1、エタノール、カモミラエキス-1、クエン酸、ジグリコールエチルエーテル、ジステアリン酸グリコール、シラカバエキス、スギナエキス、セージエキス、トリイソステアリン酸POEソルビタン、ナフタレンスルホン酸ナトリウム、パラベン、フキタンポポエキス、ホホバアルコール、マロニエエキス、メリッサエキス、メントール、ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸エタノールアミド、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ラウレス硫酸Na、ローズマリーエキス、安息香酸Na、塩化Na、海藻エキス-1、水酸化Na、水、香料 引用
石油系界面活性剤 | シリコン | ![]() |
アルコール | ||
合成防腐剤 | 合成香料 | 合成着色料 | ![]() |
プレリアップは医薬部外品なので配合量順に記載がされていないので正確なところはわかりませんが、少なくともラウレス硫酸Naなど洗浄力の強いものを使っているので洗浄力は強いと思います。
以下のような成分が配合されていますので、確認してみましょう!
- ピロクトン オラミン…殺菌作用、抗炎症作用
- N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩・N,N-ジメチルアクリルアミド・ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体/PEG混合物…ポリクオタリウム-52。リピジュアと呼ばれる成分。保湿やコンディショニング効果。
- N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム…ココイルグルタミン酸Na。程よい洗浄力を持つ界面活性剤で刺激性も低い。コンディショニング効果。
- ラウレス硫酸Na…強い洗浄力を持つ界面活性剤。
- アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン…程よい洗浄力を持ち、陰イオン界面活性剤の刺激性を緩和する作用がある
- メントール…清涼感を与える成分
- 海藻エキス・ホホバアルコール…保湿成分
- シラカバエキス、スギナエキス、セージエキス、イラクサエキス-1、カモミラエキス-1、フキタンポポエキス、ホホバアルコール、マロニエエキス、メリッサエキス、ローズマリーエキス…保湿成分
プレリアップのシャンプーは医薬部外品なので、有効成分とそれ以外の成分に分かれます。
有効成分としてピロクトンオラミンが含まれていますが、これは頭皮の臭いの原因となる菌を殺菌する効果や、頭皮の環境を整える抗炎症作用があります。フケや頭皮臭に悩む方にはいいかもしれません。
洗浄成分はいくつか含まれていますが、ラウレス硫酸Naが含まれているので洗浄力は結構強めなシャンプーになっているはずです。
公式でも説明のあるように皮脂の有無で育毛剤の浸透度が違うという表現がされていることからも、このシャンプーの目的はとにかく頭皮の汚れを取り除くことであるように思います。
男性用シャンプーには洗浄力が強い洗浄成分は目的があって含まれることが多いですが、洗浄力が強いぶん頭皮の乾燥を招いてしまうことが多いので注意が必要です…。
一応植物オイルやら海藻エキスなどが含まれているので保湿はしてくれるように思いますが、配合量がどの程度なのかはわからないので、できればコンディショナーやヘアオイルを併用したほうがいいでしょう。
個人的には硫酸系洗浄成分を使っているのも微妙…と感じたんですが、こだわりが感じられないといったのはパラベンが配合されているため。
パラベンは防腐剤ですが頭皮にとっていいものではないということで一時有名になり、最近パラベンを含まないよ!と伝えるためにパラベンフリーなんて表現も見受けます。
正直パラベン以外にもフェノキシエタノールや安息香酸などの成分もあるのですが、わざわざ避けられがちなパラベンをなぜ使っているのか不思議です。
ということで配合成分の満足度が高いかというと微妙です。
プレリアップのシャンプーの使用感についてレビューしていきます

さて続いて実際にプレリアップのシャンプーで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。
チェックポイントは以下の通り。
- シャンプーの香り
- 泡立ちの良さ
- 洗い上がりの状態
- 毛穴の汚れと頭皮の状態
- シャンプー後の水分量と脂分量
- シャンプー液のpH測定
- プレリアップのシャンプーがオススメの方
シャンプーの香り:ミント系の香りでサッパリしますが若干薬っぽい…?

プレリアップのシャンプーは公式曰くシトラスミントの香りとのことで、サッパリ系の香りに仕上がっています。
洗っている最中はそこそこ強めにミントの香りがしますが、洗い流し終わったあとはそこまで残らないのでヘアスタイリング剤と混ざるといったことはあまりないように思います。
ただし個人的にはちょっと薬品っぽい香りがするかも…?と思いました。
まあ医薬部外品なので納得する部分でもあるんですが、薬っぽい香りが苦手な人は苦手かもしれません。
泡立ちの良さ:運動後でもしっかり泡立つ泡立ちの良さ!

先ほどの配合成分のところでもお伝えしましたが、ラウレス硫酸Naという界面活性剤を使っています。この成分は泡立ちがとてもいいこともあり、いい感じで泡立ちます!
アミノ酸系の洗浄成分を使ったシャンプーは頭皮がベタベタに汚れているとあまり泡立たなかったりしますが、プレリアップのシャンプーはヘアスタイリング剤を使っていてもしっかり泡立ちます。
私は結構泡立ち重視だったりするんですが、泡立ちに関しては満足ですね!
洗い上がりの状態:洗い流すと髪がギシギシ…

ある程度コンディショニング効果もある成分が配合されていたので、ギシギシ感は軽減されているかなーと思っていたんですが、すごいギシギシでしたね…。
短髪かつ薄毛の私ですら結構なギシギシを感じたので、ロングヘアの人が使うとなると結構大変な状態になると思います…。
普段ヘアブラシを使って頭を洗っている人はヘアブラシに絡んで抜け毛や切れ毛の原因になるので注意しましょう。
あとはメントールが配合されているので、洗っている最中に強めの清涼感を感じます…!
男性にはあまりいないかもしれませんが、強めの清涼感が苦手な人にはちょっと強く感じてしまうかもしれないですね。
毛穴の汚れと頭皮の状態:ごっそり汚れが取れる!

マイクロスコープで洗髪後の頭皮と毛穴の状態を確認してみました。
洗浄力が強いこともあってか頭皮と毛穴の汚れはしっかり取れているように感じました!
脱脂力が強いので頭皮の乾燥が心配だったんですが、リピジュアなどの保湿成分が配合されているためか白く乾燥しているところも見受けられなかったので安心しました。
アミノ酸シャンプーだと洗浄力が弱いものもあるので、洗う時はヘアブラシを使うこともあるんですが、プレリアップに関してはヘアブラシを使わなくてもある程度汚れが取れる気がします。
頭皮の水分量と脂分量:保湿はいい感じだが皮脂の戻りが早いかも…?


理想の水分数値と脂分数値の目安
・水分:30%〜55%
・脂分:16%〜30%
※季節や気温、湿度、肌の状態によって変わるためあくまでも目安の数値です
プレリアップで洗髪後の時間経過による頭皮の水分量と脂分量の変化を確認しました!
水分量に関しては2時間後も理想値の範囲内ではありましたが、脂分量に関しては時間経過による増加量が若干多い気がします…。
脱脂力の高いシャンプーにありがちなことですが、頭皮は脱脂された皮脂を補うためにリバウンド的に皮脂を作り出してしまうことがあるのであまりオススメはできません。
皮脂が増えすぎると雑菌増殖やフケの原因になりますので注意が必要です。
シャンプー液のpH測定:弱酸性(5.0〜6.0)を示す結果に…!

pHによる頭皮や毛髪への影響
・酸性(〜4.0):毛髪が引き締まってきしみの原因になる
・弱酸性(4.0〜6.0):毛髪の理想的な状態
・弱アルカリ性(7.0〜8.0):キューティクルが傷つきやすくなる
※あくまでも目安の数値です
pHとは簡単にいってしまうと液体の酸性〜アルカリ性を測る指標で、健康な肌や頭皮のpHは5.4前後と言われています。
プレリアップのpHを測るためにシャンプー液を水に混ぜてからpH試験紙で計測したところ、弱酸性(5.0〜6.0)前後の結果になりました!
頭髪や毛髪にとっては適しているpHみたいですね。高級アルコール系洗浄成分が使われているシャンプーは弱酸性ではなく弱〜中酸性のものやアルカリ性のものもあったりするのでその点安心しました。
プレリアップのシャンプーと相性が良い人と悪い人をチェック!

ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんがプレリアップのシャンプーと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします!
・頭皮がベタベタしがちな人
・フケや頭皮の臭いに悩んでいる人
・強い清涼感が好きな人
・泡立ち重視の人
・乾燥肌の人
・薬っぽい香りが苦手な人
・清涼感が苦手な人
・保湿力やサラサラ感重視の人
強い洗浄成分を使っているので普段頭皮がベタベタしがちで強い洗浄力が好きな方であれば相性はいいと思いますし、有効成分が含まれているのでフケや頭皮臭に悩む方にはいいかもしれません。
反面、洗い上がりのギシギシ感はきついので仕上がり重視の方には向かないですし、乾燥肌の方も強い洗浄力によって頭皮がさらに乾燥してしまう可能性があるので向かないと思います。
プレリアップのシャンプーの良い口コミと悪い口コミをそれぞれ検証してみた

(引用)
すっきりした洗い上がりで、かゆみも取れ、フケも出ることがありません。良い製品だと思います。(引用)
それが気になる方はリンスinタイプか、コンディショナーを併用する必要があるかと。(引用)
強烈にきしみます。合わせてコンディショナーをお忘れなく。(引用)
プレリアップのシャンプーのまとめ評価

さて今回はプレリアップのシャンプーのレビューをしてきました!
スッキリ感や清涼感をしっかり感じることができるシャンプーなので、ジムでの運動後や夏場の外出後などピンポイントで使うのはアリかもしれないなーと思っています。
ただし洗い上がりのギシギシ感はかなりきついので、別売のコンディショナーも合わせて使わないといけないのが面倒くさいですね…。
あまりギシギシ感を気にせず、とにかく頭皮の汚れをゴッソリとりたい方は使ってみても気かもしれないですね。
コストパフォーマンスの良さ | |
成分の満足度 | |
香りの良さ | |
泡立ちの良さ | |
洗い上がりの状態 | |
毛穴の汚れと頭皮の状態 | |
頭皮の水分量と脂分量 | |
総合評価 |
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