今回ご紹介するのは無印良品から販売されているシャンプーのひとつ、クリアケアシャンプーです。
名前だけ見てもイマイチどんなものかわからないですが、無印シリーズの中では比較的さっぱりタイプのシャンプーみたいですね。
今回は実際に無印良品のクリアケアシャンプーを使ってみた感想と成分評価をしていきたいと思います。
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無印良品のクリアケアシャンプーってどんなシャンプーなの?

価格 | 290〜850円(税込) |
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内容量 | 50〜300ml |
無印良品から販売されている製品といえば、シンプルでリーズナブルな価格のわりに質の良いものである印象。
シャンプーについても同様で、成分まで言及しているものは少ないものの、SNSなどでは比較的良い感じの口コミが多いように思います。
公式曰く、クリアケアシャンプーはさっぱりした仕上がりになり、含まれる4種類のエキスが髪をケアするとのこと。まあこれを見ただけだとイマイチわからないです。笑
成分を見てみると、クリアケアシャンプーはベタイン系やアミノ酸系の洗浄成分を使っているにもかかわらず、この価格帯で抑えられているのはさすが無印良品だと言わざるを得ないですね。
同じクオリティのシャンプーが化粧品メーカーから販売された場合、おそらく1,200円くらいはするんじゃないかなーと思います。
クリアケアシャンプーについてはコストパフォーマンスは文句なしに良いといえますね。
無印良品のクリアケアシャンプーの配合成分を確認してみる

水、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na、プロパンジオール、ポリクオタニウム-51、ヒアルロン酸Na、ブドウ果実エキス、キウイエキス、オレンジ果皮エキス、アンズ果汁、ポリクオタニウム-10、コカミドMEA、ポリソルベート80、アクリレーツコポリマー、グリセリン、エチルヘキシルグリセリン、BG、メントール、乳酸メンチル、クエン酸、クエン酸Na、亜硫酸Na、塩化Na、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
界面活性剤 | シリコン | ![]() |
アルコール | ![]() |
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合成防腐剤 | ![]() |
合成香料 | 合成着色料 | ![]() |
界面活性剤 | |
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保湿成分 | |
コンディショニング・補修成分 | |
植物エキス成分 | |
その他成分 | |
総合成分評価 |
配合成分を種類ごとにざっくり分類した上で、独断と偏見で下した成分評価はこんな感じです。
総合評価としては悪くない内容で、リピジュアなどこだわりを感じる成分も一部含まれており、満足度は比較的高いものになっています。
以下でそれぞれ解説をしていきますので、細かく確認したい人は是非確認をしてみてください!
界面活性剤
両性界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。帯電防止効果があり仕上がりをよくするコンディショニング効果がある。
アニオン界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。泡立ちから洗浄力までバランスのいい成分。サッパリ系の仕上がりになりやすい。
アニオン界面活性剤。アミドエーテル系洗浄成分。硫酸系ら強い泡立ちと洗浄力があるが頭皮への刺激はマイルド。
ノニオン界面活性剤。増粘作用や気泡補助剤として使われる。
ノニオン界面活性剤。乳化安定剤。
洗浄成分はベタイン系洗浄成分を中心に使い心地に関してバランスの良いラウロイルメチルアラニンNaというアミノ酸系洗浄成分を補助剤に使っています。
またクリアケア対象の人が「頭皮がベタつきが気になる人」ということもあり、洗浄力が強めのアミドエーテル系洗浄成分も配合されています。
アミドエーテル系は気泡力も比較的あり、さらにコカミドMEAという気泡補助剤が使われているので、泡立ちも悪くない気がします。
保湿成分
高い保湿力を持ち、別名リピジュアで有名。ヒアルロン酸よりも高い保湿力を持つ。
保湿成分。肌から水分が蒸発するのを防ぐ効果がある。
吸水性が高い非常に優れた保湿作用を持っている。
グリセリン同様の保湿力と防腐補助効果もある。
保湿成分。製品の品質を維持する効果。
保湿成分にこだわるシャンプーに含まれているのがリピジュアと呼ばれる成分なんですが、このシャンプーにも含まれています!
リピジュアはポリクオタニウム-51の別名で、ヒアルロン酸の2倍近くの保湿効果があると言われている優秀な保湿成分です。
さらにヒアルロン酸Naも含まれているので、保湿力には比較的期待が持てる気がします。
コンディショニング・補修成分
毛髪に対する吸着性があり指通りを良くする効果がある。帯電防止効果もある。
パッと見コンディショニング成分は少なく見えますが、洗浄成分で最も配合量の多いラウラミドプロピルベタインにも髪の指通りをよくするコンディショニング効果があるので、ある程度のサラサラ感は感じられるような気がします。
ただしシットリするレベルの保湿成分は特に見受けられないので、公式からもあるとおり、クリアケアはサッパリした仕上がりになる気がします。
植物エキス成分
保湿成分。収れん作用がある。
保湿成分。収れん作用や抗酸化作用を持つ。
オレンジの果皮から採取できる精油。
保湿成分。収れん作用がある。
いくつか含まれていますが基本的には保湿成分として含まれており、それぞれの成分の特徴としては収れん作用のあるものが多い気がします。
まあこだわりを感じるかというと感じるほどではないですが、クリアケアというテーマには沿っている植物エキスな気がします。
その他成分
シリコーンに似た効果があり皮膜形成剤として使われる。指通りをよくする。
清涼感を与える成分。
pH調整剤。
pH調整剤。
キレート剤。金属イオンを不活性化させる代表成分。
防腐剤。
防腐剤。
特徴的なのはコポリマーとメントールでしょうか。
コポリマーはシリコーンと同じような効果のある成分で、髪に皮膜形成をすることで指通りをよくする効果があります。ノンシリコンなのに指通りをよくしたいときに入れられる成分で、好みが分かれる成分です。
メントールはスーッとした清涼感を感じさせる成分ですが、クリアケアのテーマには沿っている気がします。
あとパラベンフリーをうたっていますが、安息香酸Naやフェノキシエタノールなどの別の防腐剤が含まれているのはシャンプーあるあるなので覚えておきましょう。
まあシリコンをそのまま配合しない点については配慮が見えますが、防腐剤の件も含めこだわりを感じるかというと感じないですね。
無印良品のクリアケアシャンプーの使用感についてレビューしていきます

さて続いて実際に無印良品のクリアケアシャンプーで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。
チェックポイントは以下の通り。
- シャンプーの香り
- 泡立ちの良さ
- 洗い上がりの状態
- 毛穴の汚れと頭皮の状態
- シャンプー後の水分量と脂分量
- シャンプー液のpH測定
- 無印良品のクリアケアシャンプーがオススメの方
シャンプーの香り:ほとんど香らない弱めなシトラスの香り

公式にはシトラスハーブ系の精油の香りとあるんですが、正直香りが結構弱いので洗っている最中もあまりわからないレベルです…。
原液の状態で香りを嗅いでちょっとわかるくらいなので、普段弱めな香りのシャンプーを使っている人にとってはありがたいかもしれないですね。
逆にいえば「シャンプーは香りも楽しむもの」という香り重視の方にはあまり向かないかもしれないです。
泡立ちの良さ:しっかり泡立てるためには量が必要かも

クリアシャンプーの泡立ちは正直微妙な感じです…。
クリアケアは頭皮がベタつきがちな人向けのシャンプーらしいですが、頭皮がベタついた状態やワックスがついた髪の状態だと結構泡立ちが悪くなります。
頭皮が汚れていない状態やヘアスタイリング剤を使っていない状態であればそこまで泡立ちは悪くないですが、それでも通常のシャンプーよりも量は使う気がします。
私は脂性肌なので夏場など汚れが溜まりやすい時期の泡立ちの悪さはある程度は受け入れているんですが、さすがに「これはちょっと…」というレベルの泡立ちの悪さでした。
洗い上がりの状態:シャンプーだけでも指通りサラサラな仕上がり!

洗い上がりは比較的満足度の高いサラサラ感を感じることができました!
ベタイン系の洗浄成分をはじめとしたコンディショニング成分とコポリマーが配合されていることもあり、ノンシリコンではありますが指通りは比較的いい感じになっているようです。
ロングヘアの妻もシャンプーだけでサラサラな仕上がりにはなるみたいですが、毛先など傷んだ部分は若干キシむようだったので、キシみを感じる人はコンディショナーも使うことをオススメします。
あとはメントールが配合されているのでスーッとした感覚もありますがかなり弱めなので、強い清涼感には期待しないようにしましょう!
毛穴の汚れと頭皮の状態:汚れはしっかり落ちている感じ

クリアケアシャンプーで洗髪後、マイクロスコープで頭皮や毛穴の状態を確認してみたところ、若干小さな汚れは残ってはいるものの洗髪前に確認していた大きな汚れはある程度取られているように思いました!
洗浄力が強めだったので乾燥は心配だったんですが、頭皮の白く乾燥しているところも特に見られませんでしたし毛穴付近の気になっていた汚れは落ちてキレイになっていましたね。
頭皮の水分量と脂分量:脂分量の戻りが若干早いかも…?


理想の水分数値と脂分数値の目安
・水分:30%〜55%
・脂分:16%〜30%
※季節や気温、湿度、肌の状態によって変わるためあくまでも目安の数値です
クリアケアシャンプーで洗髪後の時間経過による頭皮の水分量と脂分量の変化を確認しました!
洗髪10分後に関しては水分量も脂分量も理想値範囲内で、洗浄力が強いものの取りすぎているというわけではないように思いました。
ただし2時間後に関しては水分量はまだ理想値範囲内なものの、脂分量は30%台ギリギリということもあり若干脂分量の戻りが早いように思いました。
あくまでも私の肌質による結果なので、参考程度にみてくださいね。
シャンプー液のpH測定:弱酸性(5.0〜6.0)

pHによる頭皮や毛髪への影響
・酸性(〜4.0):毛髪が引き締まってきしみの原因になる
・弱酸性(4.0〜6.0):毛髪の理想的な状態
・弱アルカリ性(7.0〜8.0):キューティクルが傷つきやすくなる
※あくまでも目安の数値です
pHとは簡単にいってしまうと液体の酸性〜アルカリ性を測る指標で、健康な肌や頭皮のpHは5.4前後と言われています。
クリアケアシャンプーのpHを測るためにシャンプー液を水に混ぜてからpH試験紙で計測したところ、結果としては弱酸性(5.0〜6.0)前後の結果になりました!
最近のシャンプーはクエン酸によってpHが調整されているものがほとんどな気がするので、クリアケアシャンプーも例に漏れずといった感じなんですかね。
無印良品のクリアケアシャンプーと相性が良い人と悪い人をチェック!

ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんが無印良品のクリアケアシャンプーと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします!
・サッパリした仕上がりが好きな人
・シャンプーだけでもある程度のサラサラ感が欲しい人
・強めの洗浄力が好きな人
・泡立ち重視の人
・香りをしっかり楽しみたい人
クリアケアということもあって仕上がりはサッパリな感じで指通りもいい感じになりますので、仕上がり重視の人にはマッチすると思います!
ただし泡立ちは微妙なことと香りが弱めなので、泡立ち重視、香り重視の人にとっては不向きかもしれません。
無印良品のクリアケアシャンプーの良い口コミと悪い口コミをそれぞれ検証してみた

カップル…ご夫婦…同じシャンプーが使えます!(引用)
ショート、ボブヘアでしたら、トリートメント無しでも、キレイにまとまりました。(引用)
乾かしてみると、ん?髪がやわらかいような、ツルツルするような…
翌日もクセもほとんど出ていなくて、髪がさらり・ツルリとしています。なかなか好印象。(引用)
無印良品のクリアケアシャンプーのまとめ評価

さて今回は無印良品のクリアケアシャンプーを使ってみた使用感についてレビューしてきました!
配合成分や仕上がりに関しては個人的には満足でコストパフォーマンス面は抜群のように思いました!
ただし泡立ちと香りは弱めなので、これらを重視する方で気になる方はまずお試し版を使ってみることをオススメします!
コストパフォーマンスの良さ | |
成分の満足度 | |
香りの良さ | |
泡立ちの良さ | |
洗い上がりの状態 | |
毛穴の汚れと頭皮の状態 | |
頭皮の水分量と脂分量 | |
総合評価 |
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