「あれ!?なんか最近髪薄くなってきてない!?」
私がそう感じたのは22歳の夏に散髪に行ったときでした。
その頃から普段使っているヘアケアアイテムに意識を向けるようになり、シャンプーにも成分からこだわるようになりました。
おそらく私と同じように若い頃から薄毛に悩んでいる方も多いと思いますので、今回はこれから薄毛予防をしたいという人に向けて、AGA薄毛予防の観点からオススメのシャンプーと選び方についてご紹介したいと思います!
なぜAGA薄毛予防にシャンプー選びが重要なのか
まず大前提の話ですが、シャンプーではAGAや薄毛の治療はすることができません。
ただし「じゃあもう何使っても同じじゃん!意味ねー!」と判断するのは早いです。
なぜなら薄毛は頭皮環境の悪化が原因。シャンプーはその頭皮環境を整える重要な役割があるんです。
頭皮環境の悪化の背景は食生活やストレスなど様々ありますが、若いうちから頭皮ケアができるシャンプーを使うことで将来の薄毛予防に役立ちます。
効果的なシャンプー選びは誰でも簡単に始めることができる薄毛予防のひとつなので、本格的に薄毛に悩まされる前に今回の記事を参考に今使っているシャンプーを見直してみましょう!
シャンプーは配合成分の洗浄力と刺激性を確認して選ぶことが大切
「そりゃ頭皮に優しいシャンプーを使いたいけど選び方がわからないんだよ…!」
そんな方はシャンプーを購入するときに以下のポイントを確認しましょう!
- アミノ酸系洗浄成分を使っているかどうか
- 刺激性のある成分が含まれていないかどうか
- 保湿成分が含まれているかどうか
- 余計な成分が含まれていないかどうか
アミノ酸系洗浄成分を使っているかどうか
シャンプーで最も重要な成分のひとつが界面活性剤と呼ばれる髪や頭皮の汚れを落とす洗浄成分です。
界面活性剤にはいくつか種類があって、成分によって汚れを落とす洗浄力や刺激性に大きく差があります。
洗浄力が強すぎてしまうと頭皮を守るための皮脂も取り除いてしまうので、紫外線などからのダメージをダイレクトに受けてしまいます。洗浄力が強すぎるのも良くないんです…。
そして刺激性も同様。刺激が強いと将来の薄毛に影響が出てしまう可能性があるので、頭皮に優しい成分であることも確認することが大切です。
そこでオススメなのがアミノ酸系洗浄成分とベタイン系洗浄成分です。
これらの洗浄成分は洗浄力も程よく刺激もマイルドなので、長期的に使えば将来の薄毛予防にも繋がります。
アミノ酸系洗浄成分とベタイン系洗浄成分は以下が代表例ですので、シャンプーの成分表示を確認して配合されているか確認しましょう。
アミノ酸系洗浄成分
・ココイルメチルアラニン〇〇
・ラウロイルメチルアラニン〇〇
・ココイルメチルイセチオン〇〇
・ラウロイルメチルイセチオン〇〇
・ココイルメチルグリシン〇〇
・ラウロイルメチルグリシン〇〇
・ココイルメチルグルタミン酸〇〇
・ラウロイルメチルグルタミン酸〇〇
・ココイルメチルサルコシン〇〇
・ラウロイルメチルサルコシン〇〇
ベタイン系洗浄成分
・コカミドプロピルベタイン
・ラウラミドプロピルベタイン
・ココアンホ酢酸
これら以外にも頭皮に優しい洗浄成分はいくつかありますので、もっと細かく確認したい方は以下の記事をご確認ください!
刺激性のある成分が含まれていないかどうか
先ほどお伝えをした通り、刺激の強い成分は将来薄毛になってしまう可能性を高めてしまいます…。
刺激の強い成分としては洗浄成分のうち高級アルコール系洗浄成分がそれにあたります。
『高級』という文字がイイ感じの成分と勘違いをさせてしまいがちですが、強洗浄力&強刺激な成分なので以下の成分が含まれているシャンプーは避けるようにしましょう!
高級アルコール系洗浄成分
・ラウレス硫酸〇〇
・ラウリル硫酸〇〇
・(C12,13)パレス-3硫酸〇〇
また化学合成成分ばかりを使用しているシャンプーよりかは、天然由来や植物由来の成分を使用されているものがオススメです。
最近よくみるようになりましたが、オーガニックシャンプーやボタニカルシャンプーがまさに自然由来の成分が多く含まれるシャンプーになりますので、チェックしてみましょう!
保湿成分が含まれているかどうか
冬は手が乾燥してカサカサになってしまうのを防ぐためにハンドクリームを使うのと同様に、頭皮の感想を防ぐことも薄毛予防のためには非常に重要になります。
頭皮が乾燥すると肌荒れはもちろんのこと、フケやかゆみなどの症状が出てしまうことがあり、長期的にその症状が続くと将来の薄毛に繋がってしまいかねません…。
そこで重要なのがシャンプーに含まれている保湿成分です。
保湿成分の種類は本当にたくさんあるのでここでは書ききれませんが、以下のように表示されているものは保湿成分にあたるものなので、豊富に含まれているものを選びましょう!
保湿成分
・〇〇オイル
・〇〇エキス
・〇〇油
・ポリクオタニウム〇〇
余計な成分が含まれていないかどうか
シャンプーによっては品質を維持するための防腐剤やキレート剤、合成着色料などが含まれていることがあります。
防腐剤などの成分は決して頭皮にいい影響を与えるものではありませんので、できる限り含まれていないシャンプーを選ぶことが大切です。
本格的な頭皮ヘアシャンプーはこれらの余計な成分を使わずに配合成分を調整しているので、以下の成分を含んでいないかどうか確認をしてみましょう!
含まれていて欲しくない成分
・パラベン(防腐剤)
・フェノキシエタノール(防腐剤)
・安息香酸Na(防腐剤)
・EDTA-2Na、EDTA-4Na(キレート剤)
・BHT(防腐剤)
・イソプロパノール(防腐剤)
・赤◯、黄◯、青◯(合成着色料)
・イソオイゲノール(合成香料)
ちなみにジメチコンなどのシリコン成分は好き嫌いが分かれるので、一概にダメとはいえません。
シリコン成分を配合するシャンプーを使うと仕上がりがかなりサラサラになるので摩擦からのダメージは軽減できるものの、シリコンが髪から剥がれるときに髪の表面にダメージを与えてしまう可能性があるので、一長一短です。
シャンプーの効果で何を重要視するかでシリコンの有無は選ぶようにしましょう!
シャンプーオタクがオススメする育毛シャンプー5選
最後に薄毛予防がしたいがためにシャンプーオタクとなった私がオススメする育毛シャンプーを紹介したいと思います!
これから紹介するシャンプーは先ほどお伝えしたチェックポイント4カ条を基準に選んだものになりますので、改めて見直してみてくださいね!
チャップアップシリーズ Bio Lucia(ビオルチア)
育毛剤で有名なチャップアップから展開されるBio Lucia(ビオルチア)シャンプーです。
このシャンプーは私が過去使用したシャンプーの中でも屈指のおすすめシャンプーになります。
頭皮に優しいアミノ酸系洗浄成分を使用しており、保湿成分も豊富に配合されているオーガニックシャンプーです。
刺激性のある成分や個人的に含まれていて欲しくない成分もほとんど配合されておらず、頭皮ヘアにトコトンこだわった育毛シャンプーと言えるでしょう。
香りもジェンダーフリーで使いやすく、仕上がりもサッパリで指通りも良い感じなので、何を買うか迷ったらビオルチアをオススメします!
無印良品 エイジングケアシャンプー
無印良品から販売されているシャンプーシリーズのうちの1種類で、その名もエイジングケアシャンプー。
タウリン系の頭皮に優しい洗浄成分が使われており、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分も含まれているので髪や頭皮の保湿だけではなく髪の仕上がりも良い感じになります。
そして何よりエイジングケアシャンプーはコストパフォーマンスが圧倒的です。
よくこのクオリティのシャンプーをこの価格で販売できるな、と驚くクオリティのシャンプーになっていますので、コスパ重視の方には重宝する製品です。
BOTANIST(ボタニスト)
元祖ボタニカルシャンプーと言っても過言ではない誰もが知っているであろう有名なBOTANIST(ボタニスト)シャンプーです。
こちらもアミノ酸系洗浄成分を使用しており、コンディショナーを使用しなくても指通りの良い仕上がりになるくらい保湿成分もしっかり含まれています。
価格も高すぎないのでコスパも良く、男女問わず使用することができる香りに仕上がっているので、価格から使用感まで非常にバランスの取れたシャンプーと言えるでしょう。
haruシリーズ スカルプシャンプー
インターネットサイトで非常に人気の高いharuシリーズのスカルプシャンプーです。
オールインワンシャンプーということで公式からもリンスやコンディショナーは不要といわれており、実際に仕上がりはそれらを使わなくても指通りのいい仕上がりになります。
アミノ酸系洗浄成分はもちろんのこと保湿成分も豊富に使用されており、含まれていて欲しくない成分もほとんど配合されていません。
価格は正直高めですが、香りも仕上がりもケアも妥協したくない!という方にはオススメできるシャンプーです!
アンファー スカルプDシリーズシャンプー
CMでもお馴染みのスカルプDシリーズのシャンプーです。
薄毛予防のために複数種類が展開されており、中には有効成分が配合されている医薬部外品にあたるシャンプーも販売されています。
シャンプーだけではなくスカルプトニックや発毛剤も展開されているので、頭皮ケア製品をシリーズで統一できるのもスカルプDの魅力です。
洗い上がりはギシギシになる傾向があるのでコンディショナーの使用は必須なのが残念ですが、配合成分としては満足できるシャンプーと言えるでしょう。
薄毛予防のためには育毛剤やスカルプトニックをあわせて使いましょう!
繰り返しになりますが、シャンプーだけで薄毛を予防しきれるわけではありません。
本格的に薄毛予防をするためにはスカルプトニックや育毛剤をあわせて使うことをオススメします。
医薬品に分類される発毛剤や医薬部外品の育毛トニックには有効成分が含まれていますので、さらなる薄毛予防に期待することができます…!
以下の記事でスカルプトニックを実際に使い比べたレビューをしていますので、あわせて確認してみてください!